山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

雨は欲しいけど、大雨は困る

 

毎日毎日、晴天ばかりで、いい加減に雨が欲しいです。

台風が接近しているようで、大雨にはならないといいのですが・・・。

あまりの酷暑で、ミョウガも紅葉してしまいました↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180727213738j:plain

葉っぱがチリチリです。

うちのミョウガだけでなく、周りの畑のミョウガも同じ感じなので、ミョウガにとっては受難のときのようです。

強い日差しはトマトにとっては良いようで、どんどんと光を集めて、赤みを増していきます。

f:id:yamanoimokkoubou:20180727213701j:plain

晴天続きでできたトマトはとても甘くなります。

七夕前後の大雨で土が流れてしまったところはもう一度耕し直します。

f:id:yamanoimokkoubou:20180727213616j:plain

そして、ジャガイモが植わっていたところも、次はダイコンの種まきをお盆に予定しているので、石灰を撒いて耕します。

f:id:yamanoimokkoubou:20180727213624j:plain

 ベルトを替えて調子が良い管理機↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180727213611j:plain

でも、あまりに土壌が流出したので、もともと底が浅いうちの菜園は地盤に爪がかかるようになってしまいました。

 

管理機がとても苦しそうに働いています。

蟻桟はいつも

蟻桟はいつも罫書をしたりするのに時間がかかって、なかなか進みません。

今日もそのパターン・・・

f:id:yamanoimokkoubou:20180725211409j:plain

 

ようやくできたけど、これだけをするのに半日以上かかってしまいました。

何回やってもやっぱり罫書を間違えます。

暑さで頭がとろけそうなのに・・・、ねえ・・・。

天板の前面にはカーブを付けて、木端・木口に角度を付けました↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180725211447j:plain

 それと、柱(脚)の下端をちょっと落としてこれで躯体はサンダーを残すのみとなりました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180725211435j:plain

仕上鉋は・・・「プロダクト」を意識しているので、特に必要がある場合を除いては割愛しています、・・・はい。

暑さはいつまで続くの?

この暑さはいつまで続くのでしょうか。

この2週間、灼熱炎天下ですべてがカラカラです。

嫁さんは2日おきに家庭菜園に水を与えて、私も愛するシイタケの榾木に水をかけています。

雑草すら枯れる勢い・・・、枯れていいけど。

 

熱気しかない作業場で制作しています。

天板はまだできていませんが、仮組みしました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180724212352j:plain

貫を増やしたのは、試作では横からの斜め荷重に不安があったので、剛性をだすためです。

一方で、少々浮気して取っ手も作っています。

たまには真面目に作業しないと、縦挽きは危ないよ。

f:id:yamanoimokkoubou:20180724212409j:plain

・・・はい、集中します。

電話の受話器みたいですが、もうちょっと加工します。

天板は寸法が決まりました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180724212423j:plain

 

・・・こんなファミリーパックのアイスなかった?

天板に付きものの蟻桟も大体できました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180724212721j:plain

 でも、穴を開けている途中に「ゴリン」って音がしたと思ったら、角鑿の錐が…↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180724212659j:plain

・・・っと、今日、このタイミングで。

あ゛~、根性なしっ…。

・・・いえいえ、道具にはいつも感謝しかありません。

ベルトが滑る

管理機のローターの回転の力がありません。

ベルトがだいぶ減って、滑っているようです。

前々から気になっていましたが、ついに土に刃が立たなくなりました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180721212828j:plain

すり減ったベルトの粉が堆積しています。

折角なので、プーリーも外して錆を落としました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180721212858j:plain

素人整備だからどこまでよくなっているのかわかりません。

この後、ベルトを替えました。

しばらくご無沙汰していた「たくあん」ですが、安心してください。

f:id:yamanoimokkoubou:20180722210821j:plain

ちゃんと漬かってますよ。

夏ということもあり塩を濃い目にしたので、切った後に水で少し戻してから食べています。

f:id:yamanoimokkoubou:20180722210849j:plain

ここ半月ほど食べてきましたが、そろそろ酸味もでてきたかな。

漬物の酸味は好き嫌いがありますが、私はどちらよりでもなく「これはこういうものかな」と思う派閥。

暑さを言い訳にしてはいけない

あまりにも暑くて、健康のために制作を控えています。

・・・暑さを言い訳にしてはいけませんね。

天板の部材の本実矧ぎの加工。

f:id:yamanoimokkoubou:20180721212914j:plain

凸はまだしも凹はトリマーでしゃくらなければいけないので、時間がかかりました。

うちはルーターマシーンがないのですよ。

・・・というか,ビスケットジョインタだったらもっと早いんだけどね。

貧乏人は設備投資や備品の購入が・・・ね…。

そして接着↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180721213345j:plain

あんまりにも暑いので、日が沈んでも作業場のシャッターを開けながら作業をしていますが、そうすると虫がやってくるやってくる。

出していた接着剤の上にも蛾がすごい勢いでダイブしてきてもだえていました。

・・・君は何を間違えたんだい?

直定規の目盛が

直定規の目盛が小さすぎて見えない。

ところが・・・ということはなく、柱の枘穴の墨付け(罫書)はシラガキで付けますが、直定規の目盛がとても読みづらい…。

1㎜以下の感覚が大事なのに、歳を重ねるにつれて辛くなります。

墨が付いたら機械で穴開け↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180719213354j:plain

・・・角鑿、だ~い好き。

山乃井木工房は安心の日本製です。

冗談はさておき、吊桟の棚をサクサク進めましょう。

さてさて、昨日は大阪に行ってチェリーとウォールナットを買ってきました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180719213351j:plain

細かくしてしまうのがもったいない感じの幅があります。

でも、チェリーはこうなりました↓

f:id:yamanoimokkoubou:20180719213435j:plain

 

そして、ウォールナットは天板にするべく、柾目取りにして厚みをその他の材料とともに揃えました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180719213457j:plain

天板の材料はこの後、長さの仮決めをして本実(ほんざね)を加工します。

いつまで続くのだろう

いつまで続くのだろうこの暑さ・・・。

動いていると汗が止まらない。でも、汗は木にも機械にも良くありません。

何とかならんかなぁ~。

昨日の桑の材料は枘と枘穴の加工が終わりました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180716213733j:plain

灼熱の太陽の下、木材小屋から板を出してきて↓、天板用に荒取りをしました。

f:id:yamanoimokkoubou:20180716213755j:plain

天板は種類の違う板で3枚矧ぎにするつもりです。

その他の部材もサクサク作ります。

f:id:yamanoimokkoubou:20180716213922j:plain

やっぱり、枘引き最高。

でも涼しいのはそれだけ。その他は騒音はあれども涼はありません。

f:id:yamanoimokkoubou:20180716213920j:plain

こちらは柱の欅。吊桟や貫の枘穴の墨がめんどくさい・・・。