5月31日から6月2日まで、名古屋市で開催された『木の家具40人展』に参加しました。
搬入は5月30日の木曜日。
朝早くに車に作品を積んで・・・
・・・積んで、入らなくて、降ろして、また積んで、また入らなくて・・・
ようやくのことで予定していた作品を積みこんで、最後に荷物の隙間に嫁さんを積んで嫁さんが助手席に乗り込んで、忘れずに出てき始めた破竹のタケノコを倒して(←帰ってきて竹になっていたら困る)、いざ出発しました。
会場の電気文化会館は名古屋市の中心部、名古屋駅と栄の真ん中くらいの位置です。
この写真は正面エントランスですが、もちろん荷捌場に車を止めての搬入です。
この展示会は、搬入だけでなく搬出もですが、荷物の上げ下ろしや運搬を出展者がお互いに協力し合うとても良い雰囲気での準備や後片付けです。
私が参加するのは3年前からの2回目ですが、このように「暖かい」展示会を続けられてこられた諸先輩方のご尽力に深く感謝です。
・・・ということで、嫁さんと二人で陳列をしました↓
・・・おしゃれに見せるって難しいね…。
車の中では居座り、搬入ではその重さで皆さんのお手を大いにわずらわせた欅(けやき)の大棚も納まりました。
あまり「木木(もくもく)している」ものばかりだと同系色ばかりで見栄えがしないので、大棚の上には日の丸弁当の梅干しのように根来塗(ねごろぬり)の深皿を置きました。
ショールームのように椅子や引き出しを並べてみました。
小物類は種類を絞ったつもりでしたが、やっぱり数が多くてやかましかったかな。
販売に繋がるとは思ってはいませんが、より上質な空間演出のために近畿展に出展した作品も飾りました(より上質になったかは大いに疑問ですが)。
天候を気にしない室内で、そこそこの広さ、そしてライトなどの演出がしっかりある会場で展示・販売できる機会があることはありがたいことです。
期間中は3日間を通して、いろいろな方に作品や商品を見ていただきました。
また、さまざまな他の出展者さんの作品を拝見し、その制作スタイルや考え方に触れたのは貴重な体験でした。
ちなみに、この電気文化会館は2階から4階までが「でんきの科学館」として中部電力さんのPR施設です。
今回も見学することはありませんでしたが、大人が見ても面白い施設なのかな。
あと、今回の『木の家具40人展』は同じく愛知県で開かれた『全国植樹祭』とかぶっていました。
幸か不幸か影響はほとんどありませんでしたが(まあ、比べる対象でもないのですが)、近くの栄近辺でも植樹祭に関する関連イベントがあったようです。
森林や木材に対する、広い意味での「アプローチ」や「活用」には幅があるものだと感じます。
帰りも何とかテト〇スのように作品を積み、安全運転で帰ってきました。
自宅に着いたら、案の定、破竹のタケノコがたくさん出ていたので倒して、シイタケの榾木(ほだぎ)に水をかけました。
それとイチゴの収穫をしようとしたけど、人間がいない隙に獣が「おいしくいただきました」のようで、こちらはがっかりでした。