昨日に引き続き、パスタ皿の制作です。
欅の材料の残っていた部分を鉋で滑らかに加工します。
・・・サクサクサク・・・
ようやく、すべての凹面が滑らかになりました。
それでは側面の加工を・・・といきたいところですが、これまで加工した材料はウォールナット・栓・欅で少し色味に彩がないかなと思います。
そこで、今回はこの前買ってきたミズメに加わってもらいましょう。
ミズメは梓(あずさ)とも言われる木です。
梓といえば「弓」ですが、それは楠木正成の故事でしたっけ?・・・無学ですみません…。
まあ、それはともかく、墨(しるしのこと)をつけたら早速、丸鑿(まるのみ)でほっていきます。
・・・トントントントン・・・
う~ん、実はミズメは丸鑿で加工をしたことがないのです。結構、加工しやすいなぁ~。
わかりやすく同等(質の意)の他材で比べると、見た目は樺(かば)に似ていますが、粘りはそれほどでもなく、といって桂(かつら)などのように「さくい」わけでもありません。硬さはウォールナットと欅の中間といったところで、鑿のあたりもよく、加工が苦になりません。
今日は上面の3枚をほったところで終えました。手前の最後の1枚はまだ途中で明日の仕事になりました。