山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今回もとって

涼しくなり発芽温度に近くなってきたので、頭の中はシイタケのことでいっぱいです。

一日のうちで、半分くらいはシイタケのことを考えています。

 

でも、たまには正気に戻って、木工のことを考えます。

前板と側板の短冊は鑿(のみ)ではつって、表情を作ります。

・・・コンコンコン・・・

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追逆目(おいさかめ)の難ありの板は鑿ではつるのもひと手間です。

この後、矧ぎ合せて接着待ち。

そして、今回もウォールナットで取っ手を作ります。

♪取ってもとってもとっても大好きだから~

材料はずいぶん前に取っていましたが、今日まで伸ばし伸ばしになっていました。

扉の装飾などができないので、今日から本格的に加工の始まりです。

・・・

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機械操作ではシイタケのことばかり考えないで集中しました。

そのあと、胴張りや面取りを手作業でしていきます。

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