山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は2種類の研ぎです

とはいっても動きは全く同じです。 塗りの桐箱の色漆部分のシケを取るための研ぎ。 ・・・シャカシャカシャカ・・・ こちらはタオルと手がそれぞれの色に染まってしまいます。 もうひとつは塗りの小箱のサビの研ぎです。 こちらは砥石で、・・・シャカシャカ…

朝起きたら雪で一面が真っ白でした

朝起きたら、雪国になっていました。 夜遅く雪が降ってきて、なんだか嫌な予感がしたので、車のワイパーを上げておきました。 正解でした。 立春は過ぎましたが、今季一番の積雪になりました、24cm。 当地はこのような「だまし討ち」のような大雪が多いで…

カラフルな画像のほうがアップするほうも楽しいです

塗りの箱はようやく色漆での塗りの作業に入りました。 まずは山吹色、・・・ペタペタ、スーーーッ・・・ 青竹色、・・・ペタペタ、スーーーッ・・・ 紫、・・・ペタペタ、スーーーーッ・・・ 蓋は朱です、・・・ペタペタ、スーーーッ・・・ 塗りがへたくそな…

ようやくサビ付けが終わりました

塗りの小箱は2回目のサビ付けの途中。 今日はまず幅の狭いところを、・・・ぺたぺた、スーーーッ・・・ ある程度乾いて触れるようになったら、反対側もサビ付けをします。 ・・・ペタペタ、スーーーッ・・・ 今日は二度サビ付けをして、ようやく2回目のサ…

京都は遠きにありて思うもの

今日は用事があって京都市内に出てきました。 ここから京都市内中心部まで地道で1時間半ちょっとかかります。 残念ですが、ほぼ1日がつぶれてしまいます。 なので、なるべく用事はまとめて済ませます。 今日は4件ほど回ってきました。 ということで、今日の…

今日の漆の作業はカラフルになりました

カラフルな画像の前に地味なほう・・・ 桐の塗り箱の生漆を浸み込ませる作業は昨日、片面が終わったので、今日は反対側です。 ・・・ヌリヌリ、ゴシゴシゴシ・・・ これでよいのではないでしょうか。 次は私の漆の作業ではめずらしいカラフルな画像の登場で…

今日はどちらの小箱も進めました

まずは布目摺りのほう。 布目の凹んだ部分にまだ漆が十分に「溜まって」ないので、もう一度「カツカツ」で塗ります。 ・・・ペタペタペタ・・・ 今度こそは良くなるでしょうか。 一方で、塗りのほうはサビ付けの2回目です。 まずはダマをとるために軽くペー…

漆の作業に戻りました

二日ほどタモの手持ち開き戸に取り掛かっていて、漆部屋の洗濯物が乾かなかったので残念でした。漆の作業が進んでいませんでした。 今日は漆に戻ります(本当は木工をやっている人間のはずだから「戻る」はおかしいかな?)。 桐の小箱は1回目のサビ付けの最…

タモの手持ち開き戸が完成しました。

今日、ようやくタモの手持ち開き戸が完成しました。 昨日の続き・・・ 棚に入る桐箱の木釘を鋸(のこぎり)ではらいます。 ・・・ギコギコギコ・・・ まだ飛び出ている木釘の頭を鉋(かんな)で平滑にします。 ・・・シャー、シャー・・・ 昨日、「直線だけ…

刷毛を切り出します

地に拭き漆をするときに刷毛で生漆を塗ると刷毛がすぐ傷みます。 ほとんど砥石に向って刷毛を滑らせているようなものですから・・・。 写真のように毛先が短くなって使いづらいので、切り出しましょう。 大きな鑿で新しい毛を出します・・・ザックザック・・…