山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

びっくりした~

板を出そうと木材小屋の2階で板をよっていたら、除けた板の下から蛇が出てきました。

とってもびっくりしました。

蛇もとてもびっくりしたのか、瞬く間に板と板の間を潜って消えていきました。

青大将だったかな。結構大きかったなぁ。

欅で作っているのはこちら↓

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引き出し主体の棚を作っているのですが、今回は吊桟(つりざん)の勉強のための試作品。

引き出しの両側に溝をほって、それをレールにして本体内側の桟に吊るして収納する形式。

言葉でいうのは小難しいけど、要するにステー(スライド)の昔の形。

私、吊桟って恥ずかしい話だけど、きちんと作ったことなかったんだよね…。

これを機会にきちんと勉強します、はい。

吊桟にするので、本体は側板なしのスケルトンにします。

ステーや隠れ棚板形式の引き出しでは、本体が枠だけの構造はできないので、折角だから・・・。

引き出しはとりあえず樅(もみ)でします。

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この板を出すときに蛇と遭遇しました。

引き出しの側板は溝の減りと滑りを考えなければいけませんが、今回はこのままでやってみます。

現物にしてみて樅で特に減りが気になるようであれば、正規品の時は硬質の材料を当てるなどの工夫をします。