山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日の家庭菜園は長丁場

ちょっと遅めのお昼ご飯を食べて、嫁さんと二人で家庭菜園のお手入れです。

最初に秋・冬野菜を植えるところを管理機で耕しました。

ブルブルガタガタブルブルガタガタ・・・

鍬で畝を作ります。

カツカツカツ・・・

今日植えた/蒔いた野菜です。

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まずは白菜から

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私が穴をあけた後、嫁さんが苗を移植していきます。

この苗は1ヶ月以上前に種を蒔いたのですが、移植が10日ほど遅くなってしまいました。

なかなかスケジュール通りにはいきません。

白菜定植後の写真です。

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ここからは定植後の写真だけ、

ブロッコリー

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レタス

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この後、嫁さんに春菊と水菜とうすいエンドウの種を蒔いてもらいました。

うすいエンドウ

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エンドウ(ソラマメもそうですが)は不思議ですね。

秋に種を蒔いて、幼少期に冬を越さないと実がならないのですから。

何も知らない私から言わせると、種のまま冬を越して春に芽を出したほうが楽なのにと思ってしまいます。

どうやら冬の寒さも必要な生長の条件のようで、植物の真面目さには驚かされることが多いです。

初めてうすいエンドウを蒔きましたがきちんと育ってくれるでしょうか。

味のこいうすいエンドウになってね。(・・・すみません)

嫁さんに種を蒔いてもらっている間に、私は水遣りと今回植えた菜の花の子どもたち(アブラナ科の意味です)にゼンターリを散布しました。

この間から白菜やブロッコリー、大根にちょうちょさんがひらひら・・・

・・・いもむし・あおむしはお呼びでないです。

ちなみにゼンターリはBT剤です。農薬としては「よい」ものです。

このように回りくどい表現をするのは「農薬」の定義が難しいためですが、詳しい説明は割愛します。

ついでに根切り虫対策にネキリエースもまきました(←こっちは普通農薬です、私は減農薬主義)。

 

次はジャガイモの間引きと土寄せ。

私が鍬で周りの土を起こした後から嫁さんが間引きと株元への土寄せをしていきます。

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せっかく出てずいぶん大きくなった芽を切ってしまうのはなんだかつらいですが仕方ありません。

チョキチョキチョキ・・・

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だいぶ時間が経ってきましたが、次はサツマイモの収穫。

ただし、このサツマイモは7月にサルとイノシシの襲撃にあいました。

まずは猿につるを引っこ抜かれるような感じでまだ小さな小さなイモをとられました。

→私たちはそのつるを埋め戻しました。

1週間後、心の傷にかさぶたができる前に、今度はイノシシがほじくり返してイモを食べていきました。

→私たちはあきらめました。

でも、サツマイモのつるを片付けるのは忍びなかった…、のでそのまま残しておきました。

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草とサツマイモのつるが渾然一体となっています。これを掘りました。

つるを引っ張るのと同じくらい草も引っ張りました。

イモを掘り出すのと同じくらい石も掘り出しました。

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右の売り物のようなちょうどよい大きさのイモは、サルとイノシシの襲撃に運よく遭わなかった1株から獲れたイモです。

左の小さなイモは襲撃に遭った24株(そのうち半分はすでに土に還った)から獲れたイモです。

・・・悲しい。

 

作業終了は日没になりました。

今日はさまざまな作業をして、だいぶ家庭菜園のよそおいが変わりました。