山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

蟻だらけ

毎年、この時期になると家の中に蟻が侵入してきます。

いつも6月の半ばの半月間くらい、蟻の行列がごみ箱を目指していたり、畳の縁を一列で行進したりと。

7月に入るともう家の中には現れません。

なんでかなぁ~。

作業場でも蟻が大発生です↓

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向板は普通の「蟻組(ありくみ)」です。

凹部ができたので、次は側板の凸部↓

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こちらが蟻の部分ですね。

英語で言うと「だぶてーる」、発音ダブってる?

前板と側板がこのように合わさります↓

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みんなのいえ』、いえいえ、引き出しの山場を過ぎました。

躯体の組み立て

今日の午前中はムラの水路の草刈りでした。

そのあと、刈払機を持ったついでに家庭菜園の周囲の草刈りを済ませました。

今日も梅雨晴れの日差しがきつい外の作業でした。

吊桟の引き出しの棚は躯体を組み立てています。

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側を接着したら・・・

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貫(ぬき)と天板を接着して、躯体の完成です。

一方で、引き出しは前板の仕口を加工しました。

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包蟻組(つつみありくみ)にしてみました。

機械作業が7割ですが、もう3割は手で加工しなければいけないので、久しぶりに鑿(のみ)を持ちました。

榾木が熱中症になりそう

今日は暑くて日差しも強く、シイタケの榾木(ほだぎ)が熱中症になりそうです。

榾木を置いてある家の裏は、夏には陽が半日くらい当たる場所なので、よしずで日陰を作ります。

いてものように単管を買ってきて・・・

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組み立てていきます。

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Oh・・・、刺さるような梅雨の中休みの太陽の光。

雪が降らない地域ならいいのだけれど、ここは30㎝くらいは積もるので、それなりの骨組みにします。

でも、風を受ける屋根や壁があるわけでないから、そんなには真面目にはやりません。

骨組みが出来たら、よしずを上に被せて針金で留めます。

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榾木はよしずの木漏れ日の下。

ちなみに、奥の横に伸ばした単管は今後の榾起こしではざ掛けするための場所です。

一日のうち太陽の傾きの関係で、2時間くらいは太陽が当たりますが、赦してちょうだい。

まあ、特に必要ないかもしれないけど、足元も一応固めておきます。

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いつものようにコンクリ練るねるねぇ~るね。

梅雨はどこに行った?

梅雨はどこに行ったのかと思うほど、今日は良いお天気でした。

風も蒸し暑いわけではなく、心地よい爽やかさ。

でも、夜飛んでいる蛍はもっと雨と暑さが欲しいのかな。

吊桟の棚は躯体の部材がほぼすべて揃い、天板はいつものように蟻桟(ありざん)で仕口をしました。

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 壊れかけのサンダーをごまかして使おうとしたら、部材が小さいので、飛ばされて飛ばされて、とても仕事になりません。

仕方がないので、手でペーパーを掛けることとしました。

始めからサンドペーパーで磨くとしんどいので、仕上げ鉋を掛けてからしました。

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 それでも、とても時間がかかりました。

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これで、躯体のすべての加工作業は終了。

組み立ててから塗装をすると形が複雑でたいへんなので、バラバラの状態でオスモオイルを塗りました。

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乾き待ちの間に、引き出しの前・側・向板を寸法取りしました。

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当初、樅(もみ)だけでするつもりでしたが、折角の試作品なので桧(ひのき)や杉も同様に寸法をとり、吊桟の「具合」を試すこととします。

シイタケの本伏せ

梅雨に入り、ジメジメとした気候となりました。

シイタケも仮伏せのままだととても暑苦しそうです。

今日は本伏せとして、井桁に組みました。

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 風が入るようになって、榾(ほだ)も気持ちよさそうになりました。

榾にシイタケ菌がきちんと回ったでしょうか。

榾木にはゴムタケが生えていました。

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ゴムタケは「普通に生えるキノコで問題ない」そうです。

白アリが入っていた榾もあったけど大丈夫かなぁ…。

ちょっと遅くなりましたが、テニスボール玉ねぎも収穫しました。

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「テニスボール」とは言ったけど、話盛りすぎたかな。

ピンポン玉ねぎも半分くらいのようです。

ダイコンは立派になりました。

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昔のような大家族じゃあるまいし、30本以上も作ってどうするんだろ。

生長しすぎてすが入るようになるのは1ヶ月くらい先でしょうか。

それまでに消化できるかな、毎日が大根おろしになりそうです。

びっくりした~

板を出そうと木材小屋の2階で板をよっていたら、除けた板の下から蛇が出てきました。

とってもびっくりしました。

蛇もとてもびっくりしたのか、瞬く間に板と板の間を潜って消えていきました。

青大将だったかな。結構大きかったなぁ。

欅で作っているのはこちら↓

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引き出し主体の棚を作っているのですが、今回は吊桟(つりざん)の勉強のための試作品。

引き出しの両側に溝をほって、それをレールにして本体内側の桟に吊るして収納する形式。

言葉でいうのは小難しいけど、要するにステー(スライド)の昔の形。

私、吊桟って恥ずかしい話だけど、きちんと作ったことなかったんだよね…。

これを機会にきちんと勉強します、はい。

吊桟にするので、本体は側板なしのスケルトンにします。

ステーや隠れ棚板形式の引き出しでは、本体が枠だけの構造はできないので、折角だから・・・。

引き出しはとりあえず樅(もみ)でします。

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この板を出すときに蛇と遭遇しました。

引き出しの側板は溝の減りと滑りを考えなければいけませんが、今回はこのままでやってみます。

現物にしてみて樅で特に減りが気になるようであれば、正規品の時は硬質の材料を当てるなどの工夫をします。

今日から梅雨だそうで

今日から梅雨だそうで、しとしと雨の一日でした。

雑草は良く伸びています。一方で、野菜は負け気味です。

作業場では欅(けやき)を加工しています。

体中が欅くさいです・・・。 

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とりあえず、枘(ほぞ)の加工が終わりました。

板を矧ぐ(はぐ)作業もしています。

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本実矧ぎ(ほんざねはぎ)でしました。

 

そして接着↓

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今回は柾板(まさいた)でしています(だいぶ追い逆目だけど…)。