山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

来週から暖かくなるようで

 

薪のないつらい毎日を過ごしていましたが、ついに来週から暖かくなるようです。

どれだけ待ちわびたことか…。

そして、暖かくなったら、去年植菌したシイタケも出てくる・・・はず。

去年植菌したのは中高温品種でしたが、せっかちな芽はいくつか芽切りしてくるでしょう。

榾木自体は40本ほどしかありませんが、とても楽しみです。

 

それはさておき、制作の方↓

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貫の仕口の加工もできました。

しからば、仮組です↓

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ちょっと、枘が硬かったかな。

ほぞがかたかった、「か」が多くてキーボードで打ちづらいです。

まあ、天板以外は二方向以上で枘が来ているので、そこまで硬くなくてもいいんだけどね。

仮組みも問題ないので、装飾的な加工に入ります。

まずは天板のカッティング。

「カット」とはいっても、電気鉋でバリバリと削ります。

・・・ウィーーーン、ババババぁぁーーー・・・

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脚もちょっとだけ加工します。

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外側に胴張(丸み)を持たせて、先を少し狭めるいつもの形です。

そして、「鑿斫(のみはつり」が今回の(前回もだけど)のメインテーマなのでただひたすらに、打つべし打つべし打つべし・・・。

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・・・コンコンコンコンコン・・・

鎚が重いので、腕が痛くなりますが、体が暖かくなるのが唯一のメリット。

歯も工事中です

虫歯の治療はいよいよ奥歯の本丸を直しています、・・・というか、歯医者さんが直してくださっています。

先日はその神経を抜いた痕に詰め物をしたので、延々と口を開けていました。

「もっと口を開けて」「もっと開けてっ」と度々、先生に注意されていました。

酒だったらこちらの口の方から迎え入れるけど、歯の治療は辛いです…。

 

制作の方は仕口の加工が本格化しています。

その前に中心の「芯」の材料を六角にしました。

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案の定、丸鋸ではおっかなびっくり、こわごわ挽いて、粉だらけになりました。

そののち、墨付け後、仕口の加工↓

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思ったよりも、全体の大きさに対して太かったかな。

次は脚の材料を加工します。

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いつものことだけど、脚は1脚に対して3本なり4本なりあるので、なんだか数が多く感じます。

もちろん、脚の(座面に挿す)枘と(貫が来る)枘穴は傾斜が付いています。

座面は角鑿(かくのみ)で突いてついて・・・

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良かった…、角鑿の錐が折れなくて済んだ。

細い角鑿の刃を使うときは気が気でなりません。

あとは貫の枘の加工だけとなりました。

久しぶりのブログの更新

なんだかやらなくてはならないことがいろいろあって、ブログの更新がおろそかになっていました。

やらなくてはいけない筆頭がこれ↓

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シイタケの情報収集・・・ではなくて、確定申告の準備。

この一週間はかかりきりではなかったけど、ひとかどの時間をとっていました。

まだ領収書の整理が終わっていないよ…。

それと、パソコンの講習に通い始めました。週2回の夜の講座です。

そうかぁ~、右側にドラックして範囲選択するのと、左側にドラックして範囲選択するのでは対象の選び方が変わるのかぁ~。

歳をとっての勉強は面白いものです。

今日はこれまで作ってきた作品の撮影もしたくて準備までしたけど、お日様が隠れてしまって、これは今度に持ち越しとなりました。

 

・・・ということで、制作の方はほとんど進んでいません。

この数日で進んだのはこれくらいなもの↓

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小さな六角スツールの寸法取りです。

すべて欅(ケヤキ)なので色味は単調です。

こちら↓は座面。

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長いままで、厚みを合わせました。

そののち、バンドで六角形に荒取りして、それでは枘穴の精度が出せないので大体きれいな形に整えました。

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やりたいことはいろいろあるけど、あと10日くらいでこの六角スツールの木地は作りたいものです。

足踏みをして

次の制作の荒取りをして新しい薪を手に入れましたが、贅沢使いはできません。

体を動かして暖かくなりましょう。

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機械でサクッと面取りをして、再びサンダー作業・・・

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サンダーを掛けているときは、立ったままで動きがないのです。

そのため、足元から冷えてきます。

そこで、足踏みをして血行を良くして寒さをやわらげましょう。

・・・うん、健康的。

足踏みをするとどうしても水前〇清子の「♪幸せはぁ~」が頭の中でエンドレスリピートします。

3歩進んで2歩下がる…。

制作も山あり谷ありです。

今日までで、仕上げ作業も9割がた終わりました。

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あと一つの部材だけがここに加われていません。

ちなみに、オスモの塗装は春を待ってしようと思います。

漆部屋はこんなに広げられないし、作業場は薪がなくて暖がとれないのです。

『まち美アートマーケット』(川西市)に参加します

2月23日(土)に兵庫県川西市で開催されます『まち美アートマーケット』に参加します。

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同時期に開催されます『川西まちなか美術館』にも作品を展示しています。

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2月ですが、室内なので安心の販売会です。

川西市は当地から大阪に出るときに最初に出会う街です。

大阪に出るときにはいつも、川西の人と車の多さを見ては「都会に来たなぁ」と感じます。

 

『まち美アートマーケット』

  日時:2019年2月23日(土) 10:00~18:00

  場所:アステ川西1階ぴぃぷぅ広場 兵庫県川西市

『第6回 川西まちなか美術館』

  日時:2019年2月17日(日)~3月3日(日)

  場所:川西能勢口駅周辺施設

『みんなでつくるクラフトフェア』(綾部)に参加します

3月30日(土)に開催される『みんなでつくるクラフトフェア』に参加します。

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京都府綾部市はうちからすぐそこの街(といっても田舎のことだから車で30分だけど)。

3月も終わりになって、暖かくなっているでしょうか。

ちょうど桜が咲く頃でしょうか。

皆様のお越しをお待ちしています。

 

『第6回 みんなでつくるクラフトフェア』

  日時:2019年3月30日(土)10:00~15:00  雨天決行

  場所:京都府中丹文化会館 綾部市里町久田21-20

おじいさんは山へ柴刈りに・・・ではなくて

薪がなくなり、火という最初の発明を失ったので、作業場は人類有史以前になってしまいました。

寒すぎる。寒い以外、なんに~も考えられない。

そうだ、次の木取り・荒取りをして、木っ端を手に入れよう。

おじいさんは山へ柴刈りに・・・、ではないけど、火を得るために働くんだ。

次は六角拭黒漆スツール(今接着しているやつね)の小さいサイズを作ります。

座面のサイズが屋外や店舗ではちょうど良いのだろうけど、一般家庭では大きく感じます。

ひと回り小さいサイズを作って、ラインナップをこちらも増やします。

板を出してきて・・・

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あまりにも寒くて、すべての板が薪に見えますが、きちんと木取りをして、歩留まりを意識します。

・・・ブ、ブブブ、ビィ―――ン・・・

結構、朽ちている材なので、薪にする部分も多いようです。

こちらの↓大きな板は芯持ちなので、二つに切って・・・

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チェーンソーで縦挽きです。大きいとバンドソーが難しいんだよね。

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でも、チェーンソーは縦挽きは苦手です。

そしてバンドソーで割りまくります。

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思わず薪に見えそうですが、脚などです。

上の材は大きく見えますが、遠近法の関係です。ただの長辺60㎜の杣角(そまかく)です。

座面用の板↓

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大きな板の幅を半分にしたので、今回の座面は柾目(まさめ)です。

斫り(はつり)を入れるとはいえ、私としては板目の方が好きですが、ちょうど良い材がなかったので仕方がない。

先輩の六角スツールは最後の4脚の接着です。

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念のため、前回接着した分も一緒の部屋に置いて温めました。