山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

接着を始めました

スツールの大きい方は接着を始めました。

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まずは座面を接着してしまいます。

ところで、昨日・今日と苦戦していたのは手押しの刃の交換でした。

なんだか3枚がうまく揃わなくて、併せて2時間を消耗していました。

年末ジャン〇宝くじが当たったら、「遠心ブロック」に買い替えてやる・・・。

また、元と末の定盤がねじれていたのがずっと気になっていたので、直してみました。

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元の定盤の低い方に薄い板を挟んだのです。

小さいワッシャーで試しましたが、それでも厚すぎたので、0.3㎜のステンレスです。

この手押し、うちの親父と同じ年なんだよね・・・。

昔の機械は構造が単純ですが、そのためにいろいろと融通が利いて長持ちです。

なんだかんだ言って、これくらいの時代の機械が私には合っているようです。

新しい刃になって、快適に楢の部材の平面を出しました。

豆鉋の刃を買いました

今日はムラ仕事でムラの中を行ったり来たりしていました。

ところで、最近、豆鉋の刃を買いました。

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刃幅は15㎜くらいのものです。

実は1枚4000円くらい・・・。

仕事をするためにはまず道具なので、致し方ないですが、貧乏人には痛い出費です。

もちろん、その価格相応の手間がかかっている刃物なので、納得なのですよ。

 

昨日・今日は次に作るものの材料取りをしていました。

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なんだか見慣れた感じの楢の角棒ですが、今作っている「いろどりスツール」と同じものを作るのです。

ただ、全く同じというわけではなく、サイズをひと回り小さくしたものを作ります。

サイズを2パターン用意することで、お求め安くする戦略。

でも、作る方にとっての手間は全く同じ。

ちなみに、部材の樹種もすべて同じにするつもりです。

ただ、この楢のを見ていると、まただいぶ切れなくなっている手押しをかけなければいけないと思い、気が重い…。

その他の部材も取っていきます。

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木材小屋から板を取り出してはチェーンソーで玉切り、そしてバンドで割るという繰り返しです。

ただひたすらに

昨日の予告通り、今日はサンダーの一日です。

・・・ブウィーーーーン・・・

ただひたすらに、サンダーを掛けていきます。

・・・ブウィーーーーン・・・

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黄蘗(きはだ)はどうもよくありません。

粉を吸い込むと、気管でむせて苦しい咳が出ます。

これは私だけでしょうか。それとも多くの人が経験しているのでしょうか。

か細く鼻呼吸をしてやり過ごします。

・・・ブウィーーーーーン・・・

ずっとサンダーを掛けているので、手がしびれてきます。

頭の中で今流行りの「ボヘミアン〇プソディー」がエンドレスで流れて、サビの部分で頭を大きく降っていたら手だけではなくて頭も痛くなってきた…。

・・・ブウィーーーーーン・・・

なんとか夕方までにすべてやり終わりました。

いや~、お昼ご飯の後のひと眠りを削ったかいがありました(いつものひと眠りするのがむしろ失格?)。

サンダーを掛け終わったので、是非ともオスモを塗りたい、塗りたい。

今日一日、作業場の中はストーブを焚いていたので、室温も高いし、材料も温度が高い。

今日やらずして、いつやるのだ。

・・・ペタペタ、フキフキ・・・

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オスモオイルは塗って拭くだけなので、とっても簡単、手軽で便利です。

塗装まで終わって、作業がはかどった一日。

面取りとサンダー掛け

今年は作業場での作業が多い(当たり前か・・・)ので、薪ストーブを焚いている時間が長いです。

そのため、薪がくべられたハイ、クライマーズハイのようにどんどんと消費されます。

春まで持つか不安です。

スツール作りは部材の仕口が加工し終わったので、ちょっとした装飾的な加工と面取りをします。

・・・

しました↓

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 だいぶ丸くなった印象・・・

特に仮組みする必要はないですが、仮組みしてみました。

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前回の仮組みよりもちょっとだけスマートな印象になりました。

写真では上が重い見た目ですが、実際はさほどではありません。

そして、私の嫌いなサンダー掛けです。

・・・ブウィーーーーーン・・・

今日までで、脚の半分しかサンダーがけが終わりませんでした。

明日中に終わるかな、無理だろな。

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「いろどりいす」の接着はこの5脚目が最後。

縛られた椅子を見るのもこれで終わりです。

初雪でした

北風が吹く冷たい朝になり、明け方、初雪が降りました。

だんだんと作業場の薪ストーブを点けても汗をかかなくなり、辛い季節となってきました。

スツールは10個ほどなので、10日間くらいで作りたいところです。

しかし、いまだに道半ば…。

そろそろ見通しが立つところまで進むかな、どうかな、といいな。

前回の枘だらけの写真に引き続き、今回も枘だらけを作りました。

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これは脚と棚の梁なので、胴付はこかしてあります。

これで、ようやく枘・枘穴が揃いました。

ようやく、ようやくの仮組み↓

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棚の方は「通し枘」にして変化を持たせました。

まだ、塗装前なので木の色味の違いが分かりづらいですが、この前の椅子と同様にカラフルです。

後ろの椅子は3脚目、今日は気温が低いので接着剤の乾きが十分でないため、今日の接着はできませんでした。

榾木の原木伐り

シイタケ作りを本格的に取り組むことにしたので、カテゴリーに「きのこ」を追加しました。

ここ1週間、山に入っていましたが、他の用事や悪天候もあり、正味2日ちょいくらいの仕事でした。

今回入った山です↓

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写真の真ん中辺りが木を倒した範囲です、・・・おそらく。

 

 

木を倒す、もとい、えてして倒れる辺りの木は伐りはらって片付けてから倒します。

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あんまりガチャガチャしていると、山から降ろすときの玉切りの時に難儀します。

私は木を伐り倒すことに関しては全くの素人なので、30㎝程の木を伐るのはおっかなびっくりへっぴり腰です(ちなみに、立木で○○㎝と言ったら、特に断りのない場合、「胸高」での幹の直径を指します)。

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ただ、これほどの木になると榾木の原木としてはあまり適さなくなります(私のチェーンソーのバーサイズは40㎝)。

でも、その後ろの木々を倒すために時折、伐らなくてはなりません。

人力では山から降ろせないような幹は諦めますが、もちろん、枝で取れそうなところは最大限、活用します。

楢枯れはここでも見られます。原因の虫が入った立木↓

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山の傾斜がそれなりにあるので、木を追わせると転がっていきます。

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そして加速度が付いているので、使いたかった太枝が折れることもあります。

やはり傾斜があって開けたところでは木が落ちていきます。

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伐り倒したら5m以上飛んでいきました。

シイタケ作りを本格的に取り組むといっても、まだ1年目なので、今年は平均20㎝くらいのコナラやクリを15本のほど伐りました。

ウメモドキがきれいです

庭の(全く世話をしていない)ウメモドキがきれいだったので写真を撮りました。

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里の木々はほぼ葉っぱを落として、寒々としています。

ウメモドキも葉がすべてなくなり、赤い実だけが寒風に耐えています。

今日は朝、山に入りましたが、雨が降りそうだったので、2時間ほどで切り上げてタイヤ交換をしました。

でも、冬用タイヤにネジが刺さっていました…。

春に気が付かなかったのは迂闊でしたが、しょうがないので明日は車やさんです。

ところで、私はタイヤにネジを刺すのが得意です。

この10年間で3回も刺しています。・・・よっぽど運がいいのかな。

さてさて、作業場ではただひたすらに枘を作っています。

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大量の枘は幾何学的な美しさ。

当然、枘穴も大量生産です。

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一方で、椅子の接着剤がほぼ固まったら、次の接着に取り掛かります。

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組み上がっての最終的な全体のフォルムはどうかな?↓

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柱構造の立体は空間のイマジンを鍛えます。