山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

折れた・・・

一昨日の夕方、これまでのように「アタッ、アタ、タタタ・・・」(←あくまで擬態語です)と角鑿で小盆をほっていたら、やっぱり錐(きり)が折れました。

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・・・ひでぶ・・・

そりゃあ、あんだけ穴をあけ続けたら「勤続」じゃなかった、「金属疲労」だって起きてますわな…。

ここまで約50個中、30個くらいは穴をあけたかな。

♪ しぃ~かたがないので、さ~きに進めた~

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錐が来るまで待ち続けるのはもったいないので、進められる分はとっとと進めます。

・・・コンコンコン・・・

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野菜は日に日に大きくなります

昨日の雨はよく降りました。

近畿南部のほうでは災害にもなったようで、たいへんな思いをされた方も多かったようです。

しかし、当地域にとっては恵みの雨でもありました。

この1ヶ月、まともに雨が降ったのが1,2回しかなく、特にこの2週間は全く降っていなかったので、待ちわびていました。

梅雨の雨は降りすぎても困るし、降らなくても困るという厄介なものです。

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「この1ヶ月まともな雨が降っていない+朝夕の気温が平年より低い」ためか、アジサイの開花が例年よりも遅い気がします。

うちの庭のアジサイもまだつぼみです(アジサイはどこが花かという議論はややこしいので置いておきましょう)。

 

家庭菜園の手入れです。ちなみに、道に雑草止めにと鉋屑を敷きました。

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ナスに支柱を立てました。

しかし、ナスの生育はいまいち芳しくありません。

一方で、奥のトマトは全く水をやっていなかったのにもかかわらず、とても良い生育です。

「さすがトマト」といったところでしょうか。

多くの野菜には追肥もしました。

・・・パラパラパラ・・・

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定期的に水をやっていたこともあり、この1週間でウリ科の野菜たちは大きく生長しました。

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カボチャも「よーいどん」で土手を登り始めました。

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朝晩涼しかったこともあり、カブは生育がよかったので、もう大人です。

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ツルムラサキは芽が出てきましたが、雑草とほとんど区別がつきません。

この写真↓の中にツルムラサキは何本生えているでしょうか?

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3日おきに水を遣ったかいもあり、サツマイモは活着しました。

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一時は苗が「カピカピ」になっていたので、とても心配しました。でも、こちらも雑草だらけですね。

ズッキーニの「ちょっとなりそこない」は収穫しました。

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このところ毎日食べているミズナ↓

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そしてルッコラ

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大人になったカブと間引いたダイコンも食べ始めました。

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これからほとんどの夏野菜は家庭菜園でまかなえそうです。

アタッ、アタ、タ、タタタ・・・

鑿痕小盆の荒取りは角鑿でします。

でも、うちは太い鑿刃がないので、数をこなさなければなりません。

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アタッ、アタ、タ、タタタ・・・って、何回「突き」を入れればいいんだよ。

 

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小盆1個に付き200回くらい「突き」が必要で、小盆50個ほどあります。

地獄の1000本ノック?、いやもうひとつ「0」が多いぞ…。「V9」を再び?、いや古いか。

・・・いやいや、そんな辛いの嫌だし…。1日何個かしてその次の工程と並行してやりましょう。

ところで、なんだか前後に動かすレバーが固いのです。

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せっかくなので、オイルを「ひたひた」になるまで動摺部に注いで、動きを良くしましょう。

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何回かオイルを注いだら、黒い油が出てきて、動きも良くなってきました。

私の頭と右手もオイルですべりを良くしたい・・・。

なんだかウニの木箱みたいですね。

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中身がウニでないのが残念です。

振り出しに戻ったので始めから

梅雨に入ったと言っていたにもかかわらず、毎日、いいお天気ばかりです。

そのため、3日に1度は家庭菜園に水遣りが欠かせません。

・・・だから制作は進んでいません、・・・な~んて、言い訳を考えていないで、制作を進めましょう。

 

三角スツールは振り出しに戻ってしまったので、再び木取りをします。

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・・・ウィーーーン・・・

そして機械で大まかに形を取ります。

こちらは柱用材↓

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座面は三角にするところまでしました↓

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・・・とスツールの材料はこのまま数日おきます。はい、おやすみなさい。

 

この「スツールお休み」期間を利用して、鑿痕小盆の制作を進めます。

・・・

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機械で厚みと幅をそろえました。

そして、高台の裏すき、ここは手作業。

・・・コンコンコン・・・

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朴(ほお)は柔らかくて加工しやすいな。欅(けやき)はどうだろう。

・・・コンコンコン・・・

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朴の後だとなおのこと硬く感じます。

35個分彫ったところで今日はおしまい。

作業の途中、工房の中でクワガタがひっくり返っていました。

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私、昆虫は全くわからないんだよね。とりあえず指を挟まれました、助けてあげたのに…。

振り出しに戻る

今日は大きく「Uターン」、まあ「Jターン」くらいかな、・・・自ら考えを改めました。

 

まずは座面の面取り。

もちろん機械で荒取りはしますが、鉋で面を取りましょう。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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鉋目(と鉋まくら)を残して、手作り感ある面取りにしたいと思いました。

鉋目の面取りは半数にして、残り半数は鑿(のみ)で面取り。

・・・コンコンコン・・・

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こちらは「鑿目」で面取りとしたいと思います。

「鉋目」の座面自体はフラットで、「鑿目」の座面は同じく鑿で「はつり」ます。

・・・コンコンコン・・・

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せっかく手加工ですから、表情の変化を楽しみましょう。

 

・・・と、このあと、しばし熟考・・・

やっぱり、低い方の脚はやり直しましょう。

一方で、今までの脚ももったいないので、もう8コずつ座面と脚を作って、互い違いに組み合わせてどちらも製品化しよう。

なぜ、脚をやり直したかは、また10日ほど後に画像付きで説明します。

すべては私の配慮の欠如がなせること、至らなさが恥ずかしい…。

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失敗した・・・

・・・う~ん、これは手直しが必要ですね。

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ちょっと訳あって、低いスツールの座面を少し小さくします。

理由はまた今度、「座面の面取り」の投稿あたりでします。

まあ、思慮が足りないことが起因です。

周りの1cmくらいとはいえ、手直しによって使えない材料がでることは木にも申し訳ない。

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そして、座面は小さくなりました。

・・・気を取り直して、先に進めましょう。

・・・

脚の先細を加工しました。

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ここまではほとんどが機械仕事でしたので、まあ「安い」仕事を進めてきた感じではありますね。

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地獄とは言うものの

地獄枘(じごくほぞ)となぜ言うのでしょう。・・・「一度入れたら外せない」の意とは周知ではありますが。

三角スツールの枘の楔(くさび)を作りました。

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枘穴の中で写真左のように枘が広がることで、抜けなくなります。

うまくいくかな。やり直しがきかない作業はちょっと怖い…、見たくても見れない、それが「地獄」ですか。

脚の先細も加工を始めました。

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こちらは座面との兼ね合いの様子を見ながらですね。

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