山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ようやく穴あけが終わった

ようやくの事、一輪挿しの穴あけが終わりました。

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最後は桜でしたが、非力なボール盤と切れなくなった刃では煙ばかりが出て、なかなか進みませんでした。

形をとる作業も終わって、これで予定していた7種類すべてが揃いました。

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う~ん、オスモオイルを塗るともっとそれぞれの色味がはっきりするとはいえ、暗色系の色が物足りないかな。

もう一つ追加しようか思案中・・・。

とりあえずは磨き作業を進めて、その間に考えましょう。

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・・・シャカシャカシャカ・・・

それぞれ20本ずつくらいあるので、この磨き作業も週単位がかりになりそうです。

ルーティーンな作業の一週間

この1週間は日本各地で大雨になり、たいへんな被害が出ました。

被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

当地では雨が降り続いたものの、災害になるほどではなく、消防団の出動もありませんでした。

それでも、1年に何回もあるような雨ではすまず、作業場の裏の小さな水なし谷も水が現れて、流れていました。

そのため、作業場の周りから水が湧き出て、今日の午前中も水が流れていました。

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もちろん、家の裏の水なしの谷も水が流れて、夜になっても水音が聞こえています。

制作の方はと言うと、一輪挿しの穴あけと拭き漆のルーティーンがエンドレスで続いていました。

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穴あけばかりだとボール盤がかわいそうなので、形の加工も並行して進めています。

う~ん、磨き作業を除いて全体の7割くらいまで進んだでしょうか。

セット売りのものはオスモオイル仕上げですが、杢(もく)が出ているのは拭き漆にします。

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・・・これだけだけど。

居酒屋スツールと衝立の拭き漆は5回目の途中です。

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スツールの方は光沢も出たし、もういいかな。

衝立はあと2回くらいしようかな。

秘密裏に進めている試作も目的のところまでいきました。

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やっぱり、何ができるかはまだ秘密。

この1週間は同じ作業ばかりで、ブログの投稿がおろそかになっていましたが、そろそろ違う作業も入ってくるはずなので、充実していく・・・はず。

体力が奪われる

雨の日が続きます。

そろそろ梅雨も終盤戦。ここからは大雨が心配です。

ジメジメした気候にも体力を奪われますが、漆をするとかぶれて、夜も熟睡まではいきません。

そのために、やはり体力が奪われます。

そして、一輪挿しの加工ではこちら↓

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定盤を傾けて小さなものを切らなければいけないので、緊張でやはりいたずらに疲れます。

まあ、単にこういう機械加工に慣れていない私の未熟さも影響していますが…。

斜めに切り落としたらうちのちゃっちいベルトサンダーで面を整えます。

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数ものなので、この繰り返し、エンドレスベルト。

樹種ごとに形を変えて変化を付けるセット売り。

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まだ3種類の機械作業しかできていません。

そして、体力は奪われないけど時間を奪われる磨きの作業も並行して行います。

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・・・シャカシャカシャカ・・・

まだまだ道のりは長いです(一輪挿しごときで1ヶ月も2か月もかかっている…)。

漆部屋ではこの前、布を巻いた刷毛をおろして使い始めたのが5日前↓

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今日にはその刷毛がこんな感じ↓

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拭き漆なので、生漆をガシガシこすりつけて延ばすので、毛がすぐに減ってしまいます。

こうなったら切り出しますが、このようなハードな使い方なので、安物の通し刷毛(とおしばけ:毛が柄の尻まで詰まっている刷毛のこと)を使い倒すのです。

より良いツルムラサキを作りたい

毎日が蒸し暑くて、梅雨真っただ中です。

家庭菜園の世話をしようと体を動かすと、汗が吹き出てきます。

今年のツルムラサキはこんな感じになりました↓

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去年・一昨年と地べたを這うように低くて、いまいち品質が良くなかったのです。

今年は網をつたわらせて上に伸びるようにしました。

台風でこの支柱が倒れないかが不安材料…。

キュウリ苗の2号を植えました。

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時間差攻撃で端境期を作りません。

・・・というか、毎年、なぜかキュウリはうまく育たず、寿命が短いのです。

ダイコンは生長が早く、そろそろ収穫時期です。

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トマト屋根の雨が当たるところは降水量が2倍、病気がちです。

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・・・だいぶかわいそう…。

カミキリムシの気分

木工初心者になった気持ちで取り掛かる一輪挿し。

今週はその穴あけです。使うのはボール盤

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でも、非力なボール盤なので、なかなか穴を開けられません。

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カミキリムシの食害のような削りかすが出ています。

竪木取り(たてきどり)なので、切削はたいへんです(たいへんなのは刃物とボール盤、私は見ているだけ)。

竪木取りのお椀とかを挽物(ひきもの)する方々の技術の高さには頭が下がります(挽物はものが回りますが)。

機会があれば、挽物もきちんと見学して、少しでも見識を広めたいものです。

一輪挿しとは関係ないのですが、ちょっと試作で傾斜挽きをしました。

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機械使いが下手な私にとっては、びくびくしながら挽きました。

試作が何になるかはまた今度・・・。

居酒屋スツールと衝立(ついたて)の拭き漆はようやく2回目が終わりました。

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見えなくなるところはこれでおしまいにしますが、8割がたはもう3回ぐらい拭き漆をしなければいけません。

一輪挿しにしろ、拭き漆にしろ、あんまり進んでいる感じがしない…。

今日は夏至ですね

今日は夏至ですね。19時半ごろまで明るく、なんだか得をした気分になります。

ニンニクの茎がだいぶヘタレてきたので、収穫をしました。

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去年よりもちょっとだけ大きい…、次は追肥が課題かな。

夏野菜はだんだんと大きくなっています。

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とはいえ、よそ様の半分くらいの大きさです。

今日は日食でもありましたが、起きる時刻の17時ごろには太陽が山に隠れてしまいます。

そんな土地なので地温がなかなか上がらず、どうしても生長は遅くなってしまうのです。

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トマトは徒長していました。

このところの大雨で、トマト屋根では防ぎきれない雨があたり、いたずらに長くなっていました。

トマトは嫁さんが脇芽を欠いていました。

春大根は欠株がありながらもそれなりに順調に生長しています。

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こちらも土寄せを嫁さんが先週にやっていました。

菊菜とツルムラサキの苗はこちらで生長中↓

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来週の定植はまだ早いかな。

ブルーベリーはぽつぽつ熟してきました。

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木が小さいので、ほんのちょっとしか収穫できません。

ブルーベリーは病気にかかっていそうな木もあるし、うまいこといっていません。

機械がさみしそうなので

最近は拭き漆ばかり。その前はサンダーやペーパー掛けで、すっかり機械は止まったまま。

使われない機械がさみしそうなので、機械仕事をしましょう。

でも、拭き漆もやらなければいけないので、本格的な構造の制作は本腰入れてはできません。

わたしゃ、ある程度以上のものは本腰入れてやらないと加工を間違えるの…。

そこで、一輪挿し(木工素人かっ)をまとめて作ることにしました。

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樹種は欅(けやき)・桜・椨(たぶ)・黄蘗(きはだ)・榛(はんのき)・栗・ウォールナットです。

ネットでセット販売したいので、樹種ごとに同じ形に加工します。

ネットで売るときには規格化をしないと売りにくいのです(対面販売ならお客様に選んでいただけるので様々な形でいいのですけど)。

早速、機械に通します。

・・・

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直方体になったら、それぞれの色の違いが分かるようになりました。

まあ、機械作業は大方済んだようなものですが、これからは拭き漆とこちらを並行して取り組んでいきます。