寒くなる前に、接着や塗装の作業はできるだけ終わらせたいです。
20℃以下になると漆は、10℃以下になると接着剤や塗料も本来の性能が発揮できません、というか固まりません。
真冬には作業場は氷点下、漆部屋も5℃以下になってしまうので、いくら暖房をかけても材料の温度が上がらなくなって、不良の原因となります。
食籠もとっととサンドペーパーを当てて、本格的に寒くなる前に拭き漆で仕上げるつもりです。
・・・シャカシャカシャカ・・・
う~ん、意識したつもりはなかったけど、この食籠、お棗を潰したような造形になったな。
拭き漆で仕上げます。
・・・ペタペタ、フキフキ・・・
この楕円の食籠は黒を混ぜずに拭き漆をするのです。