朴の器を見ます。・・・やっぱり、重さとカーブの度合いが気になります。
・・・やっぱり、直すことにしました。
鉛筆で印をつけていますが、ここのカーブをもう少し深くします。
考えてみれば、あたり前ですね。縁を加工したので、少し縁付近の立ち上がりがゆるくなったのです。
そのため、花びらの凹の部分のメリハリがいまいちになったようです。
仕上げた面を鉋がけするのはやっぱりがっかりですが、・・・シャカシャカシャカ・・・
そして、再び小作りの仕上げの鉋をかけてようやく、刃物仕事は終わりです。
↓ちなみに、外観はこんな感じです。
ここからは、私の嫌いなペーパーがけです。
・・・シャカシャカシャカシャカ・・・
ペーパーがけをしながら、京丹波の夜はふけていきました。