瓦型銘々皿を先に進めようと思いますが、鉋加工で木口部分を欠損させてしまった部分が散見されます。
言い訳をすると、この材料の桐があまりにも「しまり」ないものだったので…、ハイ、すみません。
もちろん、布を貼るので隠れてしまうのですが、欠損のままだと内部に空隙を生じさせてしまうのでなんだか嫌な感じです。
サビで繕うことで欠損部分を埋めることにします。
いつ作ったんだかわかりませんがサビ・切子地があったので利用します。
ダマダマばかりなので漉します。
カラカラでもあるので生漆を足して混ぜます
まぁ、きっと乾くでしょう、見た目には変化がありませんし。
こんな感じで欠損しています↓
サビで埋めてあげます。・・・ペタペタ・・・
形を作るわけではないのでヘラで余分なサビはなるべく削り取ります。
積層部分でやや吹っ飛んでいるところもあり、どこが欠損か確認するのにかえって時間がかかるので、結局全体にサビを練りこみました。
・・・瓦に近づいた。