山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

〇〇を訪ねて・・・

ゴールデンウィークは「テレビの渋滞情報を見ながらのんびり」といきたかったのですが、とあるものを取りに遠出しました。

というのも、「ヤフ〇ク!」を1年ぶりくらいにだらだら見てたら、前から欲しかったものがあり、それを4・5・6日をかけて引き取りに行ったのです。

問題です。さて、私は何を取りに行ったでしょうか?さあ、みんなで考えようぉ~。

ヒント↓

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(制作で使うものを取りに行ったので、記事のカテゴリーを「制作」でもよいのですが、「たび日記をつける」のが目的なので、「その他」です)

 

5月4日(みどりの日

まず、目的地は長野県ですが、どうせ大型連休中の高速道路は大渋滞なので、方違(ほこたがえ)を兼ねて、寄り道で出発。

京都市大津市の南をぐるっと迂回して行く事にしました。

車中泊を2泊する予定でいましたが、毛布を忘れたことに気が付き、あわてて向日市内で買いました。

宇治市の住宅地と峠で迷って、滋賀は信楽へ。

田舎道(失礼!)だから空いていると思いきや、信楽は焼物のイベントがあり、とっても渋滞。

あまりの信号渋滞だったので車が進まず、たぬきと見詰め合うこと幾十回。

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もしかして、信楽でつかまったのは「焼物を見て行け」という天の啓示ではなかろうかというわけで「陶芸の森」へ。

信楽駅前だけでなく、「陶芸の森」でも作家さんのテントが出ていました。

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焼物おもしろいですね、いいですね。

「陶芸の森」では陶芸館にも寄りました。

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でも、私は「クラフトフェア」の作家さんの器が好きだなぁ・・・。

陶芸館の浜田やバーナード・リーチはすばらしかったけど、その他の多くが「美術」過ぎて「主張」で疲れた…。

もう夕方になってしまったのですが、国道477号線に入り、三重県に向います。

思えば、477号線には愛着があります。この国道は隣町の南丹市も通っているのです。ここで再会とは・・・。

鈴鹿スカイラインとも呼ばれるこの道路、大雨でもたびたび通行止めになりますが、確かに立派な「峠越え」。

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あいにく、雲がかかっていて展望は開けませんでした(思えばまだこのときは「峠を越える」ことを苦にしていなかった)。

ふもとまで降りたら今度は北上して関が原へ。関が原で東に方向を変えて中山道へ向います。

岐阜県内は車が多く、思うように進めない区間もありました。

元々の予定していた計画が甘く、木曽路に入ったのが夜も10時を過ぎていました。

本当はこのあたりで温泉に入りたかった…。

それが適わず、お風呂に入れないまま道の駅で車中泊

 

5月5日(こどもの日)

朝起きると御嶽山が迎えてくれました。

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え、この写真じゃ見えないって?いえいえ、「見えます、見えます」。

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連休中の道の駅は、どこも車中泊をする車でいっぱいです。

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木曽五木の息吹を感じて出発。

朝早くでしたが、奈良井宿に立ち寄りました。

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ここの町並みはもちろん「歴史的建造物保存地区」に指定されていますが、その中でもとりわけ風情があります。

塩尻峠をグネグネ上って下りると、引取りの約束の時間にはまだまだ早かったので、美ヶ原に向いました。

その途中、珍しい信号機付きトンネルが↓

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結構、待たされた…。

標高の高いビーナスラインを走ります。

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天気に恵まれました。はるか遠くまで見渡せます。

下界とは全く植生が異なります。チラッとですが残雪もありました。

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美ヶ原高原ってこんな感じのところだったかな。

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もっとおしゃれなイメージでしたが、どちらかというと「昭和」と「平成」が同居している感じ・・・。

白樺の林もありました。

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見ている分にはきれいですが、用材としてはほぼ役に立たない木です。

美ヶ原を下りて、またしばらく走ります・・・。

そして、目的に到着。あるものを引き取りました↓

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さて、これがなんだかわかりますか?

今回の引取りは実は2件。冒頭の車の積荷の写真にはもうひとつのものも写っています。

もう一件は群馬県で受け取ります。

ということで、長野県から群馬県へは軽井沢碓氷峠を越えます。

軽井沢混んでた…。そして、群馬県も混んでた…。

こんにちは関東。

2件目の引き取りも完了して、来た道を引き返します。

さよなら、関東。僅か7・8時間しかいなかったけど。

2件目の荷物を積んだのが冒頭の写真ですが、積み方のため車が揺れると金具が「ガチャガチャ」なっていて帰り道はずっと悩まされ続けました(おもちゃのシンバルのような音)。

再び、軽井沢で渋滞につかまります(下仁田方面から越境すればよかったかな?)。

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渋滞中、顔を見上げれば浅間山。煙を吹いてます。

小諸を過ぎて、今日はしっかりと温泉に入ります。

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「御牧乃湯」というところで入りました。

和田峠塩尻峠でも「ガチャガチャ」という音に悩まされ続け、車を止めても耳鳴りが続くようになりました。

ようやく木曽路に入り、今日も車中泊。晩ごはんはこれ↓

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横川駅の「おぎのや峠の釜めし」です。

台所の棚の奥深くにこの器が眠っているご家庭も多いのではないでしょうか。

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明かりがないところでの撮影なので、ちょっとわかりづらいですね。

 

5月6日(土)

朝になったので、釜めしを再び写しました。

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はい、もちろん中はありません。

昨日泊まったのと同じ道の駅に泊まったのです。

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今日は残念ながら御嶽山は見えませんでした。

木曽路を行くなら「楢川の道の駅」や「木曽漆器館」「木地師のさと」を見学したいのですが、時間が合わずに断念。

上記は見るたびに勉強になり、何度も訪れたいところです。

木曽五木を感じながら木曽路を進み土岐へ。

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美濃焼きも見ておきたかったのですが、やはり朝早くだったのでどこもやっておらず、通過だけになりました(写真は道の駅「どんぶり館」)。

岐阜県を再び東西に横断した後、滋賀県に入ると北上して琵琶湖の北を回ります。

関が原、小谷城跡、賤ヶ岳と古戦場を車窓から眺めて、マキノのメタセコイアの並木道へ来ました。

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この前、板にしたメタセコイアの方が立派だったな。

このように考えてしまうのは木工家の悲しい性です。ええ、神社でも不謹慎なことを考えてしまうことも度々です。

メタセコイアの並木道はとても気持ちよかったです。上の写真は木の様相がわかるように撮ったものですが、もっと密生して道の両側に生えている区間がとても良かった・・・。

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並木道を遠くから見るとこんな感じです。

高島の近くまで来たら今度は北に向かい、福井県は若狭に入り、小浜から名田庄、美山に抜けて無事帰ってきました。

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家では立派に育った雑草ともうすぐで竹になれそうなたけのこが迎えてくれました。

今回の旅行のお土産はこれ↓

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「ぐんまちゃん」です。

15時を過ぎたくらいには帰ってこれましたが、18時に眠くなってきたなと思ったら、翌日までぐっすりと寝てしまいました。

 

そして、取りに行ったものはこれでした↓

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サイクロン(粉体分離器)と集塵機でした(集塵機は輸送のため分解してしまいましたが)。

集塵機は右上のモーターと排風機の部分が欲しかったのですが、他の部分も何かと利用しましょう。

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良い天気が続いたおかげで、耕しやすいです

今日は牛ふんと肥料をまいて、畑を耕します。

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ここのところいい天気が続いているので、土がパラパラ、耕しやすいです。

・・・ガシャガシャガシャ・・・

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のんびりと耕して、午前中で作業が終了。

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家の前の田んぼにも水が張られましたし、ムラも今日は田んぼや畑に出ている人も多かったです。

世間の耳目はミサイルだ何だといっていますが、穏やかだなぁ~。

テマリも花が咲きました。

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私は桜よりもこっちの花のほうが好きです。

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まだまだ緑色ですが、これから半月くらいかけて白くなっていきます。

雪でメタメタになったサツキも元気に咲きました。

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野の草も春先の初々しいものから、ちょっと「お姉さん」な感じの花が主役に・・・

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フキも小さな葉を広げています。

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『第16回 伝統工芸木竹展』に入選しました

この度、『第16回 伝統工芸木竹展』に私の「欅拭漆長箱」が入選しましたので、お知らせします。

 

『第16回 伝統工芸木竹展』

 会期 2017年6月21日(水)~6月27日(火)

 場所 日本橋三越本店 本館6回美術特選画廊

 

(展示会DMが手に入りましたら、その画像を含めて再掲いたします)

ただひたすらに薪割り

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昨日・今日はただひたすらに薪割り、・・・ウィーン、パカン。ウィーン、パカン・・・

薪割り機すごい、すごすぎる。

機械操作に慣れてきたら、手で割ったときの5倍くらいの速さになりました。

なぜもっと早くに手に入れなかったのだ?

どうしてどうして、僕たちは出逢って・・・なかったのだろぉ~♪

薪割という労働に多くの時間と体力が失われていたことに気付く…。

丸二日で・・・薪の山が1つ

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2つ

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3つ

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1ヶ月半ぶりに工房の前がすっかり片付きました。

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ゆっくりと陽が沈んで、風が吹き続けるだけ~、そして誰もいなくなぁ~たぁ~

薪割り機を買ってしまった

「『制作』カテゴリーなのに制作してない」という声が聞こえてきそうです(えっ、そんなに閲覧者いるのか?)が、制作周辺のことです。

工房の暖をとるための薪を毎年、斧で割っていたのですが、いい加減しんどい・・・。

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ということで、薪割り機を買ってしまいました。といっても、100Vの安価なものですが。

言い訳をすると、斧では大割りは何とかなるのですが、小さく割るのがとても手間。

小さくなればなるほど振り下ろす回数は増えますし、振り下ろしている間に割ろうとしている薪がこける。

そのため、効率良く「小割り」をこなしていきたいのです。

さてさて、どれほど使えるものでしょうか・・・。

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うん、いい感じ。・・・悪いわね。ありがとね。これからも、よろしくね~♪

悪くはない、むしろ良い。

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大きな薪(杉だけどね)も↑、楢(なら)の厚い板も↓

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どんどん割れる・・・。

もっと早く出会っている、手に入れているべきだった…。

春秋・戦国時代の民が鉄器を手にした感じ(知らんけど)、人力車が汽車を見た感じ。

スピードが2倍になったことはもちろんのこと、何よりも疲れない。

これまでは3時間くらい薪割りをすると、その後、力仕事はできなかったけど、これだと連続作業ができる。

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これで、今年の薪作りははかどるかなぁ~。

日本伝統工芸近畿展に入選しました(再掲)

DM・リーフレットが届いたので、再掲いたします。

 

「第46回 日本伝統工芸近畿展」に私の『タモ拭漆箱』(タモは木に弗)が入選しましたので、お知らせいたします。

 

<大阪展DM>

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<京都展リーフレット

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第46回 日本伝統工芸近畿展

大阪 平成29年5月9日(火)~15日(月) 大阪府咲洲庁舎2階 咲洲ホール

京都 平成29年24日(水)~29日(月) 京都髙島屋7階グランドホール

今日も陽気がいいなあ~

今日もよく言われる「トラクターで田起しをしていると眠ってしまいそう」なとても良い天気。

私も管理機を押しながら寝てしまいそうです。

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1年ぶりに畑を起こします。

・・・ガシャガシャガシャ・・・

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1年間ほったらかしにしていたから少し固かったけど、土もちょうど良い乾きで楽な鋤き作業。

あらかた鋤き終わったら、苦土石灰を撒きます(ありゃ、ちと撒きすぎた)。

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そして再び鋤きます、・・・ガシャガシャガシャ・・・

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今日はここまで。

去年に引き続きですが、やっぱりベルトの磨耗が早い…。

プーリーの錆が原因のようです。ワイヤーブラシでガリガリ磨いてみたけど改善するかなぁ・・・。