山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

竹、竹、竹

昨日に引き続き、工房周辺の環境整理。

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だんだん見るのも嫌になってきましたが、今日も竹を割ります。

パッカ~ン、パッカ~ン・・・

たまに、中に水が入っている竹があります。この水、とても臭いものもあります。

怪しいものは慎重に割ります。

パッカ~ン、パッカ~ン、パッカ~ン、パッカ~ン・・・

何とか、昼までにすべて割り終えました。

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拡大するとこんな感じです。

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結局、軽トラ2台分くらいになりました。

工房前に山にしておくのもどうかと思うので、薪を乾している場所に並べて乾します。

まあ、運んで積むだけですし、すぐに終わるでしょう。

・・・と、思ったら、竹が滑るし、ひっかかるし、くずれるし、・・・なかなか思い通りにいきません。

一輪車で運ぼうとしたら、「震動で竹が落ちる→落ちた竹に一輪車が乗り上げる→衝撃でさらに竹が落ちる」の悪循環。

竹を積もうとしたら、今度は白波のように雪崩をうってくずれるの繰り返し。

写真のように積むまでに3時間かかりました。

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せっかくなので、正面からも。

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正面から見たときの竹の断面が織り成す不規則な模様はなんだか新鮮です。

ここ数日、ゴミや竹と格闘していたので、そろそろ自分自身が木工屋だったことを忘れそうです。

きっと、このブログをご覧の方も「木工やってないじゃん」と思うころでしょう。

今回のところは工房周辺の環境整理をこれでひとまず終えましょう。