山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日も工房周辺の環境整理

今日も昨日の続きの環境整理です。

まず初めに枝葉を切っていきます。

はさみで切るのですが、竹によっては硬いものもあり、結構体力を使います。

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ようやく枝葉を落としました。

もともと竹が生えていた場所はだいぶすっきりしました(左の竹も今後切っていきたいです)。

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今回だけで枝葉はこんだけありました。

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ちょっと見づらいですね。一輪車で20回くらい運びました。

丸竹はこれだけの量になりました。

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次はこの丸竹(以下、竹)を1尺2寸くらいに切っていきます。

ちなみに、1尺2寸というのは薪ストーブに入る最大の長さが40cm余だからです。

再びチェーンソーの出番

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竹は丸くてすべるので、写真のような竹切り台を使います(竹やさんではよく使うと思いますが)。

それでも滑りやすいので、気をつけて作業をしていきます。

ブルンブルン・・・

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こんな感じで作業を進めていきます。

こんな竹もありました。

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「く」の字に曲がっています。こんな風にするとアルプスホルンみたいです。

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遊んでないで作業を進めましょう。

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ようやくすべて切り終わりました。

ここからは割る作業です。

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写真のような竹割り鉈(なた)で割っていきます。

ちなみに竹割り用の鉈・小刀の刃は他の刃物とは違い、あまり鋭利にはしません。

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竹工さんが見ると即倒しそうなほど適当に割ります。ここまでくると手返しのよさだけが勝負です。

長さが1尺2寸ほどなので、節が0か1or2しかないので大概すんなり「パッカ~ン」してくれます。

今日は竹を割る作業の4割程度で終わりました。