今日は京都市内に出なければならない用事があったので、11時に帰ってきてからの作業になりました。
まずは桐箱の2回目の切子地付け。
砥の粉をつぶして、水と漆を混ぜてサビを作ります。
このあと地の粉地と混ぜて切子地の完成。
早速、地付け・・・ペタペタペタ(←う~ん、いい擬態語が思いつかない…)
ようやくできました。
久しぶりにムロをきちんと見たら、懐かしい顔がいました。
試作で作ったタモのパスタ皿です。そういえば黒漆で捨て摺りをしたのでした。
懐かしいついでにきちんと研いであげましょう。・・・シャカシャカシャカ・・・
タモの手持ち開き戸にも摺り重ねをしました(カメラの調子が悪くて、作業中は写真を取れませんでした)。
幾ばくかの時間がたったので、初めにした切子地が乾きました。
もちろん、まだ研ぐことはできませんが、触るくらいはできるので、箱の反対側にも切子地を付けます。
・・・ペタペタペタ・・・(←ほんとはペタペタ付けるわけではなく、ヘラで「スーーッ」とつけるのですよ)
とここで、今日の漆の作業は終わりです(あとで気がつきましたが、パスタ皿に拭き漆をするのを忘れていました…)。