山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日も木地に麻布を貼ります。

昨日、余分な布を切って整えた桐の箱ですが、今日は再び麻布貼りです。

まずは糊漆を作りましょう。

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目玉焼きをイメージしたのですが、シャッターを押すのが遅くて生漆が垂れてしまいました。

遊んでないで混ぜます。

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混ぜたらもちっとしたクリーム色でもっとおいしそうになりました(もちろん食べたら危険です)。

前回布貼りをしたときに余った糊漆も混ぜましょう。

写真はありませんがこのあいだ作ったの糊漆はふわふわになっていました。

擬態語で糊漆の進化(!?)を表すなら次の通りです。

作りたては「もちもち」→「ふわふわ」→「くにゃくにゃ」→「×××」

「ふわふわ」までは調子の良い「糊漆」ですが、「×××」はラップを開けるのがこわい…。

そんなことを考えながら作業をして、何とか麻布貼り第二弾が終わりました(写真が暗くてごめんなさい)。

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