山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

天気がよいので・・・

今日(といってもブログを書いているときに日付が変わってしまったので昨日ですが)は、天気がよかったので、木材を置いている倉庫もシャッターを開けて風を通しました。

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空気がこもっていると木材にも悪いです。

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白太(「しらた」、丸太を直角に切ったとき周辺に位置する細胞が生きている部分、ケヤキでは白い←→赤身)の部分が多い板は写真のように凸に反っています。

ぽんぽこりんです。

白太と赤身、またその製材方法の変化については次の機会に書きます。

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4月に入れて、ずっと風雨にさらしていた桐(といっても「中国桐(台湾桐)」と呼ばれる一般の桐ですが)もずいぶんと軽くなっていました。一番大きな板でも一人で何とか移動できそうです。

当初はほんと重かった・・・、「軽くなるのかしら」と思っていたけど相当な量の水分が抜けたようです。