山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

最適化を目指す

昨夜は結構な雨が降り、畝が冠水とまではいきませんでしたが土は潤いたっぷり泥団子状態です。

畑の中でやりたい作業は長ナスの支柱づくりやエダマメ・トウモロコシの畝の準備、ネギを植える溝づくりなどたくさんあります。

ただ、泥の中を歩くのはとてもしんどくて、動きも遅く、畝の準備に至っては全くうまくできないので、今日は圃場には入らずに長靴が泥だらけにならないような作業をしました。

農作業は天候に左右される作業です。仕事の順番を考えて最適化します。

というか、最適化を考えてから動かないとただでさえ生産性が低い私の作業、多くの産業の人並みペースにも追いつけません。

芝生、というか雑草だけれども、の上でセンニチコウの播種です。

去年よりもちょっと早いですが、来週は暖かいみたいですし、まあいいんじゃないでしょうか。

センニチコウは去年と同じ10mlなので、まあ遊び程度です。

こちらはツルムラサキツルムラサキの方が発芽に高い気温・地温を必要とします。

同じく、来週の暖かさを期待して発芽を狙います。

もちろん、どちらもトンネルの中でお過ごしになります。

畑に入れないので、今日のメインは畦の草刈りです。

久しぶりに本格的な草刈りで、23℃くらいの過ごしやすい気候でしたが汗を掻きました。

ほぼ半日、刈払い機を振り廻りていました。

「午後は風が強いなあ」と思っていたら・・・

苗置き場のトンネルが吹っ飛んでいました。

アスターがお空を見ています。いや、植物だから見てもいいのですが、まだあなたたちには保護が必要です。

夕方、風がやんでからトンネルを直しました。

う~ん、水撒きがしにくかったので、トンネルビニールの端をブロックを置いて留めとしていたのですが、風で軽くふっとばされていました。

ところで、写真の右側にほったらかしてある灌水チューブ、きちんと巻き取りたくて巻き取り機を買いました↓

・・・思っていた以上、実に想像の2.5倍くらいのお値段がしました。

まだ、使っていないので、お値段以上かはわかりませんが、工業デザイン的にも洗練されています。

どこがって?フレームの角が大きく丸くなっている点や接合部がシンプルかつ合理的な点等です。

見た目は値段が張っただけあるようです。

巻き取りにはまずボビンをマルチの紙管で作らなければいけません。

使い心地はまた来週にでも記事にします。

ソラマメの莢が大きくなってきました。

これから気温が上がると瞬く間に大きく熟していきます(過熟もしやすいけど)。

そういえば、今日の草刈りで、カラスノエンドウのツルが刈払い機に巻き付いてたいへんでしたが、彼らはもう莢の中に実を持っていました。

でも、ソラマメの大敵、立ち枯れ病がポツポツ出てきました。

ソラマメはやっぱり立ち枯れ病に弱いのです。

カラスノエンドウは全くと言っていいほどに病気にかかっていないようです。

この違いは何でしょうか?ソラマメは耐病の品種改良はしていないのかしらん?