山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

良くも悪くも暖かい日が続いて

先日スキーに行ってからというもの、頭の中は次はいつ滑りに行くかでいっぱいです。

そこにきてこの暖かさ。

やめて~、スキー場の雪が融けるぅ~。ゲレンデがとけるほど暖かい。

信州や越後にいかれる方にはわからないでしょうが、関ケ原以西のスキー場なんて何よりも雪があるかどうかが問題なのです。

来週には寒さが戻るみたいだし、2月はどこで滑ろうかなぁ~。

・・・おっと、ウィンターレジャーの記事ではありませんでした。

昨日は製材に行ってきたのです。

まずは家の近く(と言っても1時間くらいかかるのだけど)の市場でホオを積み、違う市場へ。

こちらではキハダがご乗車。それでは製材所に参ります。

午後一で製材所に着いたらば、まずはキハダから台車に載せられました。

このキハダは曲がっていて太さもなく、白太も極薄なので、もうスライスするだけにします。

なかなかいい素直な板目が出てきました。それにしてもキハダの樹皮下の黄色が眩しい。

次はホオ。こちらは途中から大きな枝が出て太さが大きく変わってしまっているので、二つに切ってもらいました。

短くなると、小さくも見えます。

まずは元の方からですが、市場での競りの記事でも書いたように体が思うように動かなくなった時の工芸用材料にするので、大きな角もの、それももちろん芯去りの板目が欲しいのです。

そこで、製材所に無理を言って、三方からの転びで挽いてもらいました。

このような挽き方は杢が出る板でやることがあるのですが、まあ、この木は杢なんかないんだけどね。

こっちの写真↓の方がチョークの墨が付いていてわかりやすいかな。

末の方は何も考えずにすべて板にスライス。

今回は耳付き。つまり、樹皮も白太もそのまま残しました。

ホオは白と抹茶色のコントラストも美しい(白太が無事白いままで乾いたらの話しですが)ので、板で使ってそれを意匠として活用するのもいいのかなと。

そして、今日は朝からその荷下ろし。

スライスしただけだから、きれいに積んであると元の木の形がわかりますね。

ということで、えっちらおっちら桟積みして乾かします。

荷下ろしは午前中の割と早い時間に終えることができたので、今日も市場に行って今度はクヌギを引き取ってきました(余談ですが、この丸太は市場ではアベマキとありました。この地方ではクヌギとアベマキを区別しない人たちも年配の方を中心におられるのです)。

もちろんクヌギは薪になります。というか、薪にします。

再び、えっちらおっちら体を動かします。冬のルーティーンとなった玉切りからの大割りで日が暮れていきました。