山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

シイタケにはちょうど良い気候

平年よりもまだ気温が高く、この頃の天気の悪さも加わって特に最低気温は寒さを覚えるほどではありません。

本来だったら、朝夕はストーブを点けているはずなんだけど・・・。

とはいえ、シイタケにとっては過ごしやすい気候で生長も早く、早朝と夕方の2回収穫をしています。

今の発生の中心は23白です(何となくダイダイタケさんもいらっしゃいますが…)。

ただ、2年榾木にしてはいまいち形が悪く、やはり夏の暑さのせいなのかなあと思っています。

新しく浸水して発生舎内に入れる榾木があるということは、出ていく榾木もまたあります。

発生舎の榾木を入れ替えていかなければいけません。

体力的には厳しい作業ではないのですが、これが結構時間を食うので、「エイヤっ」と取り掛かります。

新しく加わったのは22白の榾木。古い榾木は発生が悪いので、出荷のペースも落ちます。

でも、そのまま放って置くわけにはいかず、榾木の数を割り増しして生産数を確保するため12時間浸水で参加させます(古榾は軽く12時間だと水が十分に沁み込まない恐れもあるが、24時間だと今度はかえって水が抜けにくくて芽切りが遅い。天気が悪い日が続いているならば12時間かな)。

ただし、来週からは気温が下がるようで、12時間の浸水で回そうとすると渋滞するだろうなあ。

というわけで、パーカーを着るような寒さが近づく今日この頃は狭い発生舎の難を感じます。