山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今季最後の市へ

平年よりも暖かい日が続いて、4月ってこんなだっけかなと思っています。

桜はやや遅く咲いたと思ったら早くに散ってしまいましたが、今年は藤の花が咲くのが早そうです。

今日は快晴の下、市日でした。

今日も杉・桧が多く、やっぱり広葉樹はほとんどありませんでした。

もう時期も時期なので、私なりに市への参加は今日で最後と決めています。

最後と思うとついつい、・・・衝動買いをしてしまいました↓

真ん中の大きめのがそうです。

目がそれなりに細かかったので、造作向きです。赤身もいい感じだしね。

事前に位置の人に知らせてもらっていたので、目ぼしい広葉樹がないことはわかっていましたが、ちょっと仕事があったのです。

前回の市で買った桧、その丸太の先の悪い部分を切り落としたかったのです。

はい、チョッキン。・・・もちろんチェーンソーですよ。

桧はやわらかくてチェーンソーの刃の当たりがよく、切るのが面白い。

・・・もっと切りたい、もっと切りたい…。

丸太は製材所のトラックで持って行ってもらうのですが、この先の部分は結局使わないし、製材賃は体積で計算するので、余計にお金がかかってしまうのです。

先っぽの枝々1.5mはこの市場でさようならのチップ送り。

ちなみに、今はチップも高いんだよぉ。

お金の話が出たので・・・、今日の市は前回と同じくらいの相場でした。

ロシア材(主にアカマツ材)の輸入停止の影響はまだ出ていないようです。