山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

春の野良仕事が始まる前に(21鍋ネギ、21ソラマメ)

だいぶ前に書いたように、防獣網(のり網の再生品)は何者かによって切られていました。

この冬の2か月間、その網は切られに切られて畑の川側は獣にとってストレスフリーに行き来できます。

切られているというより、なんだか網を食べられているみたいなんだよなぁ。

う~ん、のり網は塩気があっておいしいのかな。

こんな内も外もないような畑にジャガイモ植えたりダイコンの種を蒔いても、その種イモや発芽したばかりのベビーリーフが食べられてしまうよ。

もうここは、春になる前に金網を張っていくしかありません。

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ほんとは金網を縦に張っていった方が防御力が最大になるのですが、今回は様子見、・・・そんなにお金がない。

畑の外周をぐるり横に張っていくには200枚の金網が必要でした(それでも結構な出費…)。

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これで下段は金網、上段はのり網となりました。

ネギ畑の中にも、シカと思われる足跡がたくさんありました。

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そして、僅かですが食べられていた…。

ネギも6割を超えるくらい収穫したかな。

何度かの大雪(25㎝くらい)がありましたが、ソラマメは地面に張り付いています。

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それにしても越冬をするマメ科は健気ですねぇ。

じっと耐えていますが、よく見るとこの1ヶ月の厳冬の間にもちょっとだけ生長しています。