山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

冬菌は出ているんだけど

だいぶ寒くなってきましたが、霜はまだ1回しか降りていません。

そのため、冬菌の榾木からはシイタケが出ているのですが、異物混入が怖いのです。

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良い形が多いんだけどなぁ…。

もちろんこの中の多くには虫は入っていませんが、20個に1個の混入でもとても頻度の高い事故となるので、出荷はできません。

もっと毎日霜が降りるくらいにならないと・・・。

「防ごう異物混入、目指そう高品質」

発生舎が完成していれば、防虫対策をしっかりできるので夏菌の浸水と同じようにこの時期でも出荷できる(冬は生長が遅いため、仮の発生舎では回転できないのです)のですが、ようやくこんな状態↓

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波板で壁ができました。例によってガラスネット入り塩ビ波板で光を得ます。

これでようやく妻側が取り掛かれます。

まずは足場を組んで・・・

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持てる単管が少ないので、工事場所ごとに足場を組み直さなければいけないのです。

この発生舎工事で何回クランプを付け替えたことか…。

建屋内部はだんだんと「建物」らしくなって、全天候型のバーベキュー場にちょうど良い感じです。