山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

地味な色です

明日は「処暑」。暑さも峠を越すころという時期です。

週間予報では今日あたりから雨の予報が出ていましたが、当地では夕立さえもありません。

しかしまあ、イベントや行事の自粛のおかげで季節感すらないので、ただ暑い毎日をやり過ごしている感じです。

里山チェアの寸法決めが終わりました↓

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木部はすべてコナラで作るので、地味な色で統一されています。

この数日、手押し・自動鉋盤と横切り盤とを行ったり来たりしていました。

やっぱり時間のかかる墨付けと罫書(けがき)ですが、並行して、加工も進めます。

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墨付けをしてからすぐにその部材を加工しないと、ふと目に付いた「加工のときに注意すること」を忘れてしまうのです。

ちょっと込み入った加工になると、加工の順番にも気を付けなければいけません。

なるべく「精度が残るように」進めていかないと、加工をするにしたがってどんどん誤差が大きくなります。

このように頭を使って進めなければいけないので、勉強、勉強の時間が続きます。