山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

梅雨入り早々、大雨です

梅雨入り早々に、大雨になりました。

今日は一日中、雨、雨、雨。特に午前中は強く降り、川も増水しました。

ちょろちょろだった川の流れは、濁ってしぶきを上げていました。

飛び始めた蛍は避難できたかな。

制作はほとんど漆作業に割かれています。

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漆部屋全体が生漆のにおいでいっぱいです。

一番初めに拭き漆をした衝立の部材は表面がフラットなので、乾いたら軽く研ぎます。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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今日で研ぎ終わるかと思っていましたが、なかなか進みませんでした…。

だいぶ刷毛がなくなってきたので、新しい刷毛を買って布を着せました↓

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拭き漆にしか使わないので、安いものです。

塗り漆もやりたいですが、時間とお金と気力とお金がありません。

もちろん、「作家」として活動するためには塗り漆の経験も必須と思っています。

でも、なかなか・・・。

そういえば、庭の漆の木には花が咲いています。

まあ、ウルシやハゼの華と言えば花よりも紅葉ですがね。

漆の話はこれくらいにして、桧のクリアー塗装の衝立は組み立てが終わりました。

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丁番付けはもうちょっと先になります。