山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

榾木の移動

近畿では木曜日に緊急事態宣言が解除され、天気も良くなって、遠出は「お控えください」だけど、どこか出かけたい気分になります。

道端で日向ぼこしている蛇にびっくりする日々です。

今週は週初めに雨が降りましたが、そのあとはにわか雨はあったものの、まあまあのお天気。

最高気温はおおよそ25℃くらい、最低気温は16℃くらいで、順調に季節の進みを感じます。

そんな水曜・木曜日に、シートを被せて仮伏せしていた今年の榾木をよしずの下に移動しました。

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4月は気温が低かったので、去年よりも1週間ほど遅くなりました。

乾燥で発生する害菌も見られて、過乾燥気味…。

シート下のどの場所にいたかや太いのと細いので乾燥状態もだいぶ違うみたい。

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木口に菌紋も見られて、だいぶ良さそうな榾木もあります(発生していないのもあります)。

・・・よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・

1日で終わると思っていたけど、結局1日半もかかってしまいました。

・・・よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・

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天気のいい日だったので、榾木たちも気持ちよさそうになりました。

外見ではわかりづらいですが、こちらで順調に生長してください。

収穫は18・19白が採れ始めました。

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自然子も結構多くて困りものですが、浸水・施設栽培では形が良いです(手に持っているやつ)。

やっぱり、この「白」の品種が見栄えのするキノコが採れるなあ。

目指せ、高品質・安定生産。