山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ようやく制作らしい制作

今週一週間は山に入ることが多く、ようやくの事、シイタケ用の原木を出し終わりました。

でも、またこの次の機会に記事にしますが、あまりに太い丸太は榾木用には出せないので、薪用に山から出すことにしました。

週後半はその玉切りをしに山に入っていました。

肝心の制作はというと↓

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取っ手の磨きがようやくの事、終わりました。

とても地味な作業で辛かった…。

これで、暖かい日を選んで、柱や方立の部材と併せてオスモオイルで塗装をしたいと思います。

心機一転、開き戸の部材をとります。

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久しぶりに木材小屋から板を引っ張り出してきて、チェーンソーで玉切りして、バンドで割り続けて・・・

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だんだんと戸框(とがまち:戸の枠のこと)に近づいてきました。

・・・なんだか、久しぶりに制作らしい制作をした気がする。

余談ですが、製材の木っ端をすべて薪用に割り終わり、積み上げることができました。

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これで、後片付けを含めて、今季の製材による仕入れが終わりました。