とりあえず、側板・背板は矧がなければいけないので、先に部材を作っていきます。
昨日、荒取りした角材を割って、割れなどを取り除きます。
また、平面と直角を出します。
写真は杉の方ですが、この時点で、体積が3分の2くらいになりました。
作業場の中は杉と桧のきつい匂いに覆われます。
そして、薄板に挽いていきます。
どうしてもバンドソーの刃が逃げてしまって、厚みが不安定になるので、ちょっと厚めに取らざるをえません。
この後、厚みを決めますが、最終的に元あった体積の3分の1以下になってしまいます。
側板・背板は、見かけによらず歩留まりが悪く手間が大いにかかるのです。
なので、一般的な「自然派家具」でも化粧合板でやっているものも多いのです。
でも、そんな時代だからなおのこと無垢でしたいのです。
・・・私のこだわりかな。
話戻って、バンドソーで挽いていると煙が出ます。
ただでさえ、桧のにおいがきついのに、煙になるとさらに目まで刺激されます。
今日は桧の薄板をとりましたが、明日以降はさらに量が2倍近くある杉がお待ちです。
机の上では地味に天板を再び矧ぎました↓
作業場が狭く感じる今日この頃。