山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

冬越しの研究

今週は最高気温・最低気温の週格差が大きい1週間でした。

週初めと週の終わりは気温が高く経過しましたが、週の半ばは平年並みくらいでした。

週初めに雨があった他は、多少時雨れることはありましたが、降水量としては少なかったでしょうか。

最高気温はおおよそ14℃、最低気温は3℃といったところで、霜がびっしりと張った日もままありました。

夏菌は冬越しを工夫したいと思います。

もちろん、発生舎・休養舎で継続的に生産できればそれに越したことはないのですが、そのような設備はない&設備投資をする余裕もないのです。

異物混入(虫のことね)は信用にかかわるので、まずはもう発生のしなくなった夏菌の榾木(18・19白、19ライトグリーン)にBT剤を散布しました。

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う~ん、動噴が欲しいなぁ~。この世界は欲しいものにあふれている・・・。

そして、詰まった井桁に組んで、シルバーシートで覆いました。

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去年は雪が本当に少なく、何もしなくてもそれなりに冬を越せたと思いますが、落ち榾になって生産量が落ちるのはもったいないです。

なるべくならば、榾木1代当たりの発生量を増やす工夫をしましょう。

余談ですが、今日は車のタイヤも交換して、こちらも冬を越す準備をしました。

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きのこの発生ですが、いまだに19濃い青の榾木からはシイタケがぽつぽつ出ています。

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これは端境期との関係で、非常に良い傾向です。

19黒も収穫が進んでいます。

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いわゆるLサイズくらいにはなっていると思いますが、もうひとまわり大きくしたいところです。

他方で、味と食感はとてもよく感じます。

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19黄色も生長を見せています。

浸水した榾木の順番から発生しているところを見ると、黒よりも浸水には反応はしているようです。

ただ、冬菌の一般的な傾向と思われますが、非常に生長が「鈍」です。

19水色もちょっとだけですが出ています。そして生長しています。

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この子はちょっと頭が白いなぁ、黒や黄色よりも高温適性のはずなんだけどちょっとよくわからないなぁ。