山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

機械仕事と手作業の行ったり来たり

 

夏らしく蒸し暑くなってきました。

手袋をしていると、手が汗でむれてつらいです(・・・臭いも…)。

三角スツールの第二弾の脚は、いつも通り単調でつらい磨き作業を何とか乗り越え、終えることができました。

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そして、次は座面の装飾加工。

まずは機械でサクッと面取りをします。

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なんだかおこげがけっこう多いなあ。

そして、鑿での斫り作業、・・・トントントン・・・

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・・・トントントントン、〇ノノ二トン・・・

この鎚を振るう作業は蒸し暑い季節にはつらいですね。

斫り作業が終わったら、木地での最後の作業の磨きです。

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座面はわりかし手作業の磨きが少ないので、そんなにつらくないかな。

でも、やっぱりあんまり気乗りがしないなぁ。

木地ができたので、これで第二弾も塗装の作業に移れます。

引き続いて、第三弾の脚の制作↓

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こちらも帯鋸と手押しで傾斜を付けて、面取りまで行くことができました。