山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

シイタケ設備の第一期工事完了です

ようやく、シイタケ設備の第一期工事が完了しました。

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西側に縦によしずを張って、西日対策も万全です。

よしずが足りなかったので、張っていないところがありますが、今年はそこまで榾木を展開するわけではないので、使わないで劣化するのももったいないですし、このままでいいことにしました。

ちなみに、内側はこんな感じです↓

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経費節約のために、縦に張った部分の骨は建材の軽天にしました。

強度的にはだいぶ弱いですが、筋交いを入れたので大丈夫・・・たぶん。

よしずはワイヤーですべて留めましたが、今回、何回「くるくる」したでしょうか。

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榾木も中に井桁に組んで、梅雨や夏を迎える準備もできました(運ぶのたいへんだった)。

ところで、去年植菌した榾木はほとんどシイタケが出ませんでした…。

菌の育成のさせ方なのかな?、去年はどちらかというと夏菌に近い品種を植菌したので、放置状態ではよくなかったのでしょうか。

そんな去年の榾木も今年から、この設備の下で一緒です。

第一期工事はこれで終わりですが、来年は井戸を掘って散水設備も兼ね備えて、「育成」がより順調にできるようにしたいです(今年はホースで水道水の水まき、あんまりまけないけど)。

今年の榾木はこんな感じで、菌の生長が見られますが・・・

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木口に「菌紋」が見られたのは全体の3割ほどでした。

棒積みにしておいた時に下の方だった榾木は菌紋がありました。

上の方は晴れた日が続いていたので、ちょっと乾燥が強すぎたのかな。

いずれにしても、家庭菜園も含めて、雨が早くほしいところです。