薪がなくなり、火という最初の発明を失ったので、作業場は人類有史以前になってしまいました。
寒すぎる。寒い以外、なんに~も考えられない。
そうだ、次の木取り・荒取りをして、木っ端を手に入れよう。
おじいさんは山へ柴刈りに・・・、ではないけど、火を得るために働くんだ。
次は六角拭黒漆スツール(今接着しているやつね)の小さいサイズを作ります。
座面のサイズが屋外や店舗ではちょうど良いのだろうけど、一般家庭では大きく感じます。
ひと回り小さいサイズを作って、ラインナップをこちらも増やします。
板を出してきて・・・
あまりにも寒くて、すべての板が薪に見えますが、きちんと木取りをして、歩留まりを意識します。
・・・ブ、ブブブ、ビィ―――ン・・・
結構、朽ちている材なので、薪にする部分も多いようです。
こちらの↓大きな板は芯持ちなので、二つに切って・・・
チェーンソーで縦挽きです。大きいとバンドソーが難しいんだよね。
でも、チェーンソーは縦挽きは苦手です。
そしてバンドソーで割りまくります。
思わず薪に見えそうですが、脚などです。
上の材は大きく見えますが、遠近法の関係です。ただの長辺60㎜の杣角(そまかく)です。
座面用の板↓
大きな板の幅を半分にしたので、今回の座面は柾目(まさめ)です。
斫り(はつり)を入れるとはいえ、私としては板目の方が好きですが、ちょうど良い材がなかったので仕方がない。
先輩の六角スツールは最後の4脚の接着です。
念のため、前回接着した分も一緒の部屋に置いて温めました。