山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

肩が痛い ~その2~

〇十肩の痛みも少しは治まりましたが、作業としてはただひたすらに鑿で斫ります。

・・・コンコンコンコンコンコン・・・

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座面にするにはもったいないくらいの欅なので、鑿で穿つのもむやみな力仕事ではありません。

先日作った棚も同じように鎚を振るいましたが、天板と棚板では全く異なりました。

天板は朽ちかけたやわらかい欅で、斫り目を付けるのも楽しいものでした。

一方で、棚板は若々しい青欅で癖もあったので、腕がだるく、手が痺れました。

今回の座面は朽ちてはないものの目が細かくてやわらかいので、1回1回はそれほどのダメージではありません。

・・・コンコンコンコンコン・・・

でも、数が数なのでやっぱり肩は違う痛みに再び襲われます。

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ようやく、座面の木地がほぼ出来上がりました。