山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

ストーブを点けました

 

9月に入ってから、晴れた日は数えるほどしかありません。

これから先も曇りや雨の日が多いようです。

私の今の興味はシイタケが出るかどうか。

毎日、榾木を観察しています(植菌年だからほとんど出るわけないのだけど)。

あら、もしかして毎日見つめられているから、恥ずかしくて出られないのかな。

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・」とは言うけれど、「秋」がやっぱり目に見えてほしい。

 

捨て摺りの空研ぎの続きをやります。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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ようやく終わりました。

終わったらすぐさま拭き漆↓

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表面の「つるっと感」が向上しました。

あ、そうそう、涼しくなってきたので、漆部屋ではストーブを点けて作業をしています。

漆部屋では1年のうちで8か月、ストーブを使う北国のような生活、ああ~ああああ~。

前板と側板の短冊はこのように加工↓

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本実矧ぎでくっつけます。

突き切りはいいね。昇降盤がすべて仕事をしてくれます。