組みあがった引き出しはまず鉋で目地払い。
そして、同じく鉋で先板に向かってほんのわずかに先細りにして、引き出しを入れる際に支障のないようにします。
そのあとは表面の磨きと面取りをサンダーでしていきます。
・・・ブウィーーーーン・・・
やっぱり仕事は道具だな。
当たり前のことだけど、道具に問題がなければ仕事がサクサク進みます。
躯体に引き出しを入れるとこんな感じ↓
今回は詩作ということで、前板の薄板はあるものを利用したので、まちまちの樹種です。
横から見るとこんな感じです。
側板も強度的に問題がなければ、杉と桧のように2種類の木でも使って2色でやるのが良さそうです。
まあ、機械仕事がほとんどだし、廉価モデル(あくまで無垢の家具の世界の話ね)の「プロダクト」にしようと思うので、強度は「必要とされる程度」で神経質にならなくてもいいかな。
いくつか改良を必要とする箇所も見つけることができたし、今度からある程度の数を意識して作りましょう。
とりあえず、試作とはいえオスモオイルで塗装をしておきます。
やってから気が付いたけど、取っ手を木材で自作するなら、塗装はその後が良かったかもしれませんね。