梅雨はどこに行ったのかと思うほど、今日は良いお天気でした。
風も蒸し暑いわけではなく、心地よい爽やかさ。
でも、夜飛んでいる蛍はもっと雨と暑さが欲しいのかな。
吊桟の棚は躯体の部材がほぼすべて揃い、天板はいつものように蟻桟(ありざん)で仕口をしました。
壊れかけのサンダーをごまかして使おうとしたら、部材が小さいので、飛ばされて飛ばされて、とても仕事になりません。
仕方がないので、手でペーパーを掛けることとしました。
始めからサンドペーパーで磨くとしんどいので、仕上げ鉋を掛けてからしました。
それでも、とても時間がかかりました。
これで、躯体のすべての加工作業は終了。
組み立ててから塗装をすると形が複雑でたいへんなので、バラバラの状態でオスモオイルを塗りました。
乾き待ちの間に、引き出しの前・側・向板を寸法取りしました。
当初、樅(もみ)だけでするつもりでしたが、折角の試作品なので桧(ひのき)や杉も同様に寸法をとり、吊桟の「具合」を試すこととします。