去年、製材した楢(なら)の試しを兼ねて、積み木を作りました。
家具にするにはもうひと夏置くところですが、積み木ならば細かくしてしまうのでいいかなと思って加工しました。
1月にその他の積み木と一緒に加工したいところでしたが、春にならないと虫が出てくるかどうかわからないので、この時期になりました(もちろん、どんな場合でも白太は抜くけどね)。
そもそも、楢(コナラ属)って一口に言うけど、種類がいっぱいあって、いろいろいろいろなんだよ。
製材時は白い楢と思っていましたが、ほどほどの色味です。
ウィスキーがお好きでしょ・・・くらいの楢(樽材)ですかね、においもそんな感じ。
私としては道・露産の規格材(ミズナラ)のような「滋味深い」楢が好きですが、「ナチュラル」好みの色の深さで、若い人受けが良さそうです。
加工時にミズナラよりも硬くて帯鋸はたいへんそうでした。
ここ20年くらいの規格楢材の高騰を考えるならば、もっとこの丸太を仕入れておけばよかったなあ・・・。
まあ、とは言っても、白太と芯をとったら材積が丸太の3割くらいしか残らなかった木ですが。
オスモを塗って乾かしました。