山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

木を迎える準備

明日、明後日と製材した板が届く予定なので、それを迎える準備をします。

今回の桐の板は長尺なので、本来は立てて雨ざらしにしたいところですが、寝かせて雨ざらしにします。

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来たらすぐに片づけられるように、予定地を作っておきます。

また、木材を積むところも凸凹だったので、整地しました。

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そして、木材を積むところに屋根を作りたいので、それも作り始めます。

本当はもっと事前に小屋を作っておきたいのですが、今回降ろしてもらうときにトラックの横づけの邪魔になってしまうので、本格的に作り始めるのはもう少し先です。

今日はその一部だけ作ります。

まずは穴を掘ります。

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そういえば、春になるといつも穴を掘って、コンクリを練っているような気がするなあ。

もちろん、お金になるわけではない粗末な小屋のために本格的な建築なんてやってられないので(そもそもそんな心得ないし・・・)、単管で作ります。

単管を組んで・・・

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垂直を出します。

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そして、足元をコンクリートで固めます。

・・・コネコネコネ、子猫猫ね?・・・

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今日はここまでです。

一方で、積み木づくりはというと・・・

シイタケを世話したり、丸太を製材したり、シイタケを世話したりで、ほっとんど進んでいません。

長い棒の面取り部の磨きはようやく終了。

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そしてラスボスの水道橋の面取り部の磨きに入りました。

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箱の方はようやくあられ組の仕口が出来上がりつつあります。

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これからしばらくの積み木づくりは日が沈んだ後の作業になりそうです。