山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

2018年の製材(その1)

午前中に市に参加し、今日買った丸太も含めて製材所に運んでもらいました。

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ということで、今シーズン仕入れた丸太の製材のはじまりはじまり…(まあ、プロの皆さんにお願いするんだけどね)。

今年は去年よりも多いので、1日半と思い、今日で午後の半日、後日もう一日するつもりです。

まずは桐から↓

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桐は矧(はい)で使うので、すべて柾で挽きます。

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もともと外見でも素直そうな桐でしたが、内から出てくる節も1か所とやはり歩留まりもよろしい。安心安心。

3種類の厚みを変えた板とその切れ端をすべて柾でとりました。

ここから先の丸太はすべて耳落としで挽いてもらいました。

さてさて欅(ケヤキ)その1↓

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丸太の状態の写真は撮っていませんでしたが、この欅は目が詰まった器量のよさそうな丸太でした。

でも、写真のように内から節が何か所か出てきました。

う~ん、残念。

この欅はバン(盤・板)でとりました。

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上に細かいのが乗っていますが、使いたいのは下の2丁が主です。

ちなみに、鎹(カスガイ)を現場ですぐ打ちます。

材によっては製材機を通ったその時に、そうでなくとも気象によって、割れはすぐ広がるのです(すんばらしい材はそうではないかもだけど)。

続いては欅その2↓

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末が随分と曲がっていたので、そこだけ切り落とされています。

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もともとあまりきれいな丸太ではなかったので、いくらかの節は覚悟していました。

でも、表面に現れている節痕のみ中に続いていて、内に隠れている節はなく、思ったよりも良材が取れました。

良い子よいこ。

こちらはやや厚い板目でとりました。

ここで、今日はおしまい。

続きはまた今度。さよなら、さよなら。