山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

またこねてら・・・

「制作」カテゴリーですが、やっぱり制作していません。今日も設備の改良の話題。

取り立てて書いてはいませんでしたが、集塵のための建物は単管を躯体とします。

1畳ちょっとの建屋ではどんな構造にしても面積あたりのコストがかかりすぎますし、正しい大工の心得がない(うちは木工家具やだからね)私が木造の建物を作るのは先行きが怪しすぎる…。

そのようにいろいろと考えた結果、単管で作るのが一番賢明と考えました。

今日は型枠を作って、足元を固めました。

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ということで、またもやコンクリートをこねている写真です。

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今日のコンクリートは我ながら出来がいい。

そして、型枠に注ぎ込みます。

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・・・良かった、セメント1袋でちょうどだった。

建物の側面をすべて壁にするわけではありませんが、高いところで4mあり、重心がやや高めなので、横風抵抗に不安がありました。

これで大丈夫かな、でも、なんだかまだ不安だなぁ・・・。

 

一方で、根太をどうするかも思案しました。

ホームセンターの垂木で90cmの単管間を飛ばして根太とするのも、いまいち違うのかなと思っていました。

桧で根太を作れればいいのでしょうが、この冬に買った桧も根太にするにはどうかと思うし・・・。

ということで、去年買った「ニッキ」と呼ばれた木(でもニッキじゃないような気がする)の芯に近くで色が変わっている部分をあてることにしました。

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もちろん割れている芯の部分は避けます。その近くの部分を使います。

この木は虫もつかなかったし、根太には優秀なんじゃないかな。どうだろな。

・・・(加工中)・・・

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↑こんな感じ。

・・・う~ん、「なかおち」にしては良い身が付き過ぎた。もったいなかったかな。