まあ、クラフトフェアではあまり売れないのは山乃井木工房のいつもことなのですが、それでも交通費と出店料くらいは捻出したいです。
そこで、「本人が売れると思っている」小物を時おり作ります。
・・・でも、「ここはこうしたほうがいいな」と作って、やっぱりコストが高くなってしまうのです。
多分、今回もそんなところに落ち着くかと思います…。
材料はウォールナットです。
もちろん、扱いやすさや強度の関係から規格材の柾目を使います。
やっぱり、規格材は歩留まりが良いなぁ~。
私は「雑木」が好きだけど、規格材の「無駄のなさ」もいいものだと思っています。
接着してしまうとサンドペーパーをあてられない内側の部分を先に研ぎます。
・・・シャカシャカシャカ・・・
う~ん、妻手(短い材)と長手(長い材)をあわせて80本あると時間がかかるなぁ~。
ある程度数がないとスケールメリットが出ないものでして・・・。
ちなみに、材料にウォールナットを使ったのは、一輪挿しを作ったとき、拭き漆で仕上げたウォールナットが美しいと思ったので今回取り入れてみることにしたためです。
他にも試してみたいことがあるので、それらも含めての制作になります。