拭き漆に使っている刷毛(今夏に買ったものではありません)の先が固くなって使いづらいので、先を切り出すことにしました。
ちなみに私は木工やなので塗師屋刀は持っていません。
毛先を切り出すのも木工道具を使いますので、本来の切り出し方と比べれば邪道でしょう・・・。
まずは先を鋸(のこぎり)でまっすぐに切ります、・・・ギコギコ・・・
次は寸ニの鑿(のみ)でひと思いに削ります、・・・ザクザク・・・
鑿で切っただけではうまくそろっていないところもあるので、サンドペーパーで整えます。
その次は、添え木のところに罫書(けがき)を入れて、固い毛先を柔らかくします。
・・・ゴンゴンゴン・・・
ちょっと、添え木の罫書が手もとに寄り過ぎました…。・・・不細工なっちゃった・・・。
このあと、洗剤でしっかりと水洗いをして、乾かして完成です。