山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日もシャカシャカシャカ・・・

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今日も一輪挿しのペーパーがけの続きです。

・・・シャカシャカシャカ・・・

 

と、お昼になったところで今日は村仕事があり、中座・・・

明日は「山の口」という村の行事があるのです。

山の神様をおまつりするのですが、私の住む組が今年は当番なので、その準備をしました。

私はこの準備に参加するのは今回が初めてでした。

13時に4、5人で木を伐って、薪を作りました(このおまつりでは生木を使うそうです)。

思っていた以上に薪の量が多く、直径15mmくらいの立木を4本くらい切りました。

そして、火を焚いて、その他にもいろいろと用意をしました。

 

ということで、帰ってきたのは夕方。また、ペーパーがけの続き・・・

・・・シャカシャカシャカ・・・

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ようやくできました。

引き続き、面取りをペーパーでしてしまいます(ほんの少しの面取りですし)。

・・・シャカシャカシャカ・・・

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面取りもできました(なんだか写真が白黒のようになってしまいました)。

オスモオイルで仕上げる分もあるので、明日、もう一度違う番手でペーパーをかけます。

 

次の制作の準備をしました。次は懐紙形銘々皿です。

懐紙形銘々皿は去年の夏ごろから作っていますが、5種類ある木の中で欅(けやき)が残りわずかになったので、作って補充します。

材料はこれです↓。栓(せんのき)は前回作ったときのあまりの分で、今回一緒に作ってしまおうと思います。

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墨付け↓。今日はここまでです。

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