山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

今日も切子地と送り蟻です

朝、6時ごろに家を出て、京都市内の木材やさんに行きました。同じ京都といっても結構離れています。

栓(せん)と欅(けやき)と水目桜(みずめざくら)の板を買って来ました。

他にも用事を済ませて、13時ごろに帰ってきました。

 

休憩をしたあと、制作開始。

昨日と同じ切子地付けと送り蟻の調整というメニューです。

切子地をヘラで伸ばしつつ、均等に付けていきます。

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思ったよりも順調に進みました(といっても私は手が遅いのですが…)。今日は箱の内側や隅を付けることがなかったので、あまり苦戦しませんでした。

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そのあとは送り蟻の調整。昨日と同じ画像に見えますが、少し違います、ちょっとずつ進んでいます。

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ようやく、6箇所の送り蟻の調整が終わり、組むことができました。

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立体になると、思ったよりも大きさを感じます。板が厚く、線が太いのはこれから加工するからです。