山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

発生舎づくりを再開

シイタケ栽培は、これまでの「赤」に代わり、今日から「白」の収穫が始まりました。

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20白から浸水操作させていますが、この品種は大きくなるので、とても見栄えがします。

でも、形も悪くなりやすいので、写真左手前のキノコは「考える人」状態です。

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浸水に対する感度もなかなか良さそうで、20白はだいぶ攻めていけそうです。

畑の方の仕事がだんだんと少なくなってきたので、発生舎づくりを再開しました(木工はどこに行ったのかな…)。

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久しぶりに板を敷いて上にあがりましたが、私はどこまでやっていたのでしょう、どこから手を付けたらいいのでしょう。

・・・時を戻そう。

ダウンロードにそれなりの時間を費やして、柱にしている飛び出た単管を切ったり、桁・梁がわりの長い単管を載せたりと続きをして、ようやく垂木留めが始められるところまでいきました。

そんな作業中、ふと見ると母屋の2回の庇の下にスズメバチが巣を作っているでありませんか。

それもかなりの大豪邸。こっちはまだ屋根も張れていないのに完成しています。

そして、内見でもあるのか多くのスズメバチが飛び交っています。

この違法建造物は専門の業者にとってもらわなといけない。

・・・今日の花の売り上げが飛んだ…、いや、それでは全く足りない。

今日は彼岸の中日

今日は彼岸の中日、秋分の日です。

仏花の添え花にしかなりませんが、センニチコウケイトウを出しました。

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センニチコウはあまり背が高くならないので、花束に仕立てづらいのです。

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ケイトウはちょっと時期が過ぎた感があり、白も赤も種がよく見える…。

センニチコウにもケイトウにも虫がよく発生して、出荷には葉をすべて取り除かなければいけません。

・・・手間ばかりかかる。

でも、花束にした姿はとてもいい感じです↓

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ジニアは終わってしまっていたので、後片付けをしました。

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アスターみたいに全部取りきっての後片付けではないので、枯れ枝を刈りながらでさらに手間がかかっていました。

そして、草刈りをして、次の栽培に備えます。

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・・・後片付けもコストなのですよ。

う~ん、単に収穫だけだったらアスターもジニアもセンニチコウケイトウも変わりませんが、商品として仕立てることや後片付けなどを考えるとアスター以外は割に合わないなぁ・・・。

来年はアスターに絞ろうかな。

そういえば、お彼岸ということもあり、もうこれからは草もほとんど伸びないので、この1週間は家や畑の草刈りをやり続けました。

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畑の敷地の中を通っている田んぼの用水もご近所さんが水を止めたので、ようやく草刈りをすることができました。

青草がなくなると一気に晩秋の装いになります。

ネギの土寄せができませんっ

台風は大したことなくネギに被害はありませんが、やっぱり土がぬかるんでしまい土寄せができません。

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というか、この9月に入って頻繁に雨が降るのでいつまでたっても土が乾かず、草引きした畝にまた草が生えだしています。

ネギに限ったことではなく、近所の稲刈りもコンバインが入れずたいへんそうです。

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土寄せをした畝はとても美しいです。

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土寄せができていない畝には草が浸食を始めています。

雨ばかりで湿気が抜けないので、1週間ほど前には殺菌剤を撒きました。

また、台風が過ぎ去った今日にはいも虫対策としてトレボンを散布しましたが、なんでか散布が終わったら、にわかに空が曇り、冷たい風が吹いたかと思うと通り雨…。

誰か1週間くらい晴れ続きにしてください。

 

・21白ネギ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 9/11    ダコニール         1000倍    散布    ( 3 )

 9/17    トレボン          1000倍    散布    ( 2 )

 

・21鍋ネギ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 9/11    ダコニール         1000倍    散布    ( 3 )

 9/17    トレボン          1000倍    散布    ( 2 )

 

 

ヒガンバナがきれいにしています(21カボチャ)

心配された台風ですが、当地では大した雨風はなく、無事に通り過ぎました。

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風で折れるかと思っていたヒガンバナですがきれいに咲きました。

しかし、まぁ、この9月は気温もやや低く、天気の日が少ないのが誤算です。

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写真奥の遅植えのトウモロコシはもうダメかな、全然生長しないや。

日射不足で、その上雨が多いか地温が全く上がっていない感じがします。

カボチャはまあまあになっています(葉っぱは色が薄いけど・・・)

カボチャに関してはちょっと気になることがあって、子ヅル4本仕立てにしたらよいのか、放任栽培にしたらよいのかわかりません。

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定石としては写真のように子ヅル4本仕立てですが、気温が下がってしまうので、1株からそんなにとることはできないのではないかとも思っています。

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放任栽培で、親ヅル1本の方が着果が早いですし、実の生長も早いんじゃないかなと思っています。

チキンの私は欲張って子ヅル4本仕立てで収穫量を増やすのは怖かったので、ほとんどすべてを放任にしました。

数本を4本で仕立てて比較して、来年に活かします。

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早く、大きくなれなれ・・・。

21赤はいい調子で発生しています

台風14号日本海に逸れるかと思っていましたが、どうしてどうして、西日本を横断していくようです。

やめてよぉ~、長ナスが終わってしまう・・・。

先週から発生していた20・21赤はちょっと小さいですが、調子よく発生しています。

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しかし、収穫がたいへんです。

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朝夕2回、一般的な買い物かご6分目くらい採れるので、シイタケの収穫と掃除だけで1日3時間ほど消費しています。

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もちろん、どんどん浸水もしていかなければなりません。

次は20白を浸水します。

1ヶ月くらい前の強風で壊れた休養場のよしずもようやく昨日、直しました。

そういえば、新しい発生舎はというと・・・

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生い茂る草に今昔の観…。

結局この半年、何も進んでいません。

来年の春、3月の発生までには絶対に稼働しなければならない(春のキノコは生長が遅いので回転が間に合わない)ので、そろそろ始めないと真冬のどうしようもない時期に作業をしなければいけなくなります。

シイタケ再開です

9月に入って、人間としては毎日過ごしやすい日が続きますが、夏野菜には少し早いかな。

しかし、関東地方の低温も気になるところです。

汗をかかないような気候が訪れると、シイタケの季節です。

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まず初めは、赤色の印がしてある高温品種の榾木から浸水をします。

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最近全く取り掛かっていない新発生舎はもちろん完成しているはずもなく、「(仮)」の発生場所で生長させています。

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高温品種にしてもまだ暑いので、だいぶ小さめですね。

写真は20赤ですが、から芽気味の自然子が出ていた21赤も続けて浸水(浸水時間は異なります)をしています。

今年仕立てた21赤はまだ早いかなぁ・・・。

トウモロコシを植えてみた

なんだかまた涼しくなってきて、毎年のように猛暑予想でしたが今年は外れたのかな。

お盆の前からポットに種まきをして準備をしてきたトウモロコシを定植しました。

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まさか8月中旬にあんなに天候不順になるなんて…。

300㎜以上も降ったので、ポットの土は「すすぎ」がかけられて肥料が流れ出たのかみんな葉色が薄くなってしまいました。

そして、今回の涼しさと天気の悪さ…。

・・・もはや収穫はあまり望みません、どこまで生長できるかほぼ実験状態です。

マルチも黒いものにして、9月なのに地温確保に努めます。

ということで、今回の投稿は「トウモロコシを植えてみた」としました。

ほんとは10月初旬から中ごろにかけて収穫する予定だったんだけどな。

とか言いつつ、どこかで期待をしている畑の管理人。