山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

夏休みにね・・・(21夏ハクサイ・秋コールラビ)

・・・夏にハクサイを採りたい。

例え、今年は無理でも、数年のうちにはミニハクサイをお盆に出荷したい・・・と考えています。

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今日でこんな感じ↑、お盆には間に合わないかな…。

この頃、雨ばかりでみんなひょろひょろです(コールラビも一緒に播種したけど、あまりにひょろひょろ過ぎてプラグトレーで捨てた…)。

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今日もハクサイとコールラビを播種をしました。

ちなみに、一応、敷地の多分一番涼しいだろうところに置いています。

害虫対策ですが、真夏にオイルとBT剤ではちょっと無理かなと思い、ポットに移植した苗には明日、マラソンを散布します。

絶対に数年のうちには8月上旬から9月中旬までハクサイを出荷するんだっ。

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21夏ハクサイ(圃場前作21エダマメ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/11    マラソン        1000倍    散布    ( 5 )

 

やっぱり徒長苗は・・・(21ジニア・アスター)

ようやく雨が上がったので、キク科の花卉へも薬を撒きたいです。

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やっぱりジニアは生長が早いなぁ~。

でも、前回植えた徒長苗はどうもダメでした。

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ひょろひょろのため地面を這うような草形になったまま、大雨に打たれ続けて病気のためにとろけそうになっています。

・・・やっぱり徒長苗は上手くいきませんね、管理人失敗です…。

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先に植えたジニアもだいぶ混んできて、病気が広まってしまいそうです。

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もとより、アスターは病気にかかりやすいので心配です。

・・・ということで、病気対策のため、定番のダコニールを散布します。

ただし、一番の病気対策は小まめな草刈り(風通しを良くする)であるということは常に意識したいです。

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21ジニア(圃場前作21ジャガイモ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/10  ダコニール1000       1000倍     散布    ( 6 )

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21アスター(圃場前作21ジャガイモ)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/10  ダコニール1000       1000倍     散布    ( 6 )

 

ところで、ジニアは発芽率がよく、だいぶ種が余っていたので種まきをしてみました。

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今からではお盆は無理ですが、お彼岸までにきれいな花を咲かせてくれるといいな、・・・徒長させない管理人次第かなぁ。

雨が上がったので薬撒き(21トウモロコシ・エダマメ・マクワウリ)

当地では昨夜ようやく雨が上がりました。

降り始めからの総雨量は150㎜と大雨になりました。

3日くらいに分けて一度に降ったわけではないので災害にはなりませんでしたが、曇りの今日でも空気はとても湿っぽくなっています。

この10日ほど雨ばかりだったのでできなかったことがあります。

それは害虫対策の薬撒きです。

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トウモロコシは雄穂が出てから半月以上たち、雌穂(実)の方も目立ち始めました。

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一番最初の写真のようにだいぶ不揃いで、実がちゃんととれるかわかりませんが、売り物にするかもしれないのでしっかりと虫対策はしなければなりません。

また、エダマメはやっぱり生長が悪いのです。

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う~ん、ダイコンのマルチ畝の再利用では大きくなってくれませんでしたか…。

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とはいえ、こちらも莢(さや)が膨らみ始めているので、害虫対策です。

写真は撮りませんでしたが、マクワウリにも薬を撒きました。

・・・シューーッ、シューーーッ、シュッーーー・・・

 

 <農薬使用履歴(通算)>

・21トウモロコシ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/10  プレオフロアブル       1000倍    散布    ( 2 )

 

 <農薬使用履歴(通算)>

・21エダマメ(圃場前作21春ダイコン)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/10    アルバリン         3000倍    散布    ( 2 )

 

 <農薬使用履歴(通算)>

・21マクワウリ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 7/10    アルバリン         3000倍    散布    ( 2 )

時間が経つにつれて大雨に

西日本は今日から大雨が続くようです。

だんだんと雨脚が強くなる中、今日は市場に行ってきました。

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正直、丸太を買うには最も悪い季節ですが、見てみたい材があったのです。

ところで、杉・桧の丸太価格が高騰していることはメディアで知っていました。

やはりこの市場の市値も上がっており、今日は「前回よりも安くなった」ということですが、1年前と比べて杉で3割、桧で5割上がっていました。

市の人は「すぐ元に戻るだろうね」といっていましたが、今後この値動きはどうなるでしょうか。

話は戻って、見て見たかった材はこちら↓

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真ん中の桑の丸太です。工芸用に欲しかったのです。

最近作品として使う欅は硬くて加工がしんどいのです。

桑の方がやわらかくて、且つ、拭き漆で仕上げたときにしっとりとした大人の艶やかさがあります(・・・たぶん)。

でも、木材の中でも桑はとても値が高いのです。

だから「ある程度大きいけど癖があって歩留まりが悪く誰も手を出さないような丸太」を探していたのです。

案の定、誰も手を出さなかったので安かったです・・・、が、

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市場では商品として良い面を上にしているので、ひっくり返すと見た目が全く違うことがあります。

・・・この丸太からどれだけとれるかな…。

ひねてるから製材所に持って行かず、自分でチェーンソーで細切れにします。

市場から帰ってきたら雨が強くなってきたので、丸太はトラックの上で滝行をしておりました。

花卉の定植も進めています

ジニアは生長が早くて、もう中心の花が咲きました。

そして、花下の草丈が切り花には不十分なので、摘心をして切り戻しました。

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色とりどり、形とりどりできれいです。

先述の通り、草丈が短いので販売するにはひと工夫が必要です。

とりあえず、華やかな花がこんなにもあると、こんなこともできます↓

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花水鉢(・・・トロ船だけど)、女子でなくても花をめでる気持ちが何となく湧いてきます。

昨日・今日はアスターの残り半分とケイトウを嫁さんと定植しました。

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一足先に定植したアスターは草丈が40㎝くらいになっています。

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今日、植えたアスターはこれよりも1まわり小さくて、私にしては珍しく定植適期に畑に移植できました。

ケイトウは少し定植が遅れました。

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いくつかの株には花が見られます・・・。

だいぶジメジメがきつい今日この頃なので、消毒その他も考えていかなければいけません。

初心者の私に誰かが言う、「切り花は葉や茎も鑑賞対象です」、・・・はい。

ツルムラサキの定植

ネギはこんなジメジメ大っ嫌いですが、ツルムラサキはもともと熱帯の植物なので、ジメジメ大好きです。

もっと太陽が顔を出せば言うことはないでしょう。

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そんなツルムラサキを昨日、定植しました。

私の苗づくりによくあること、案の定、ちょっと定植が遅れて苗が育ちすぎてしまいました。

そして、なんだか発芽率が悪かったために思ったよりも苗の本数が少なくなってしまいました。

この時期の定植は、雨の予報が出ている前日に行えば水遣りをしなくてOK。

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もちろん定植は棚を作ってから行いました。今年のツルムラサキは20m畝が2本です。

ネギの定植終了

梅雨も後半になり、不安定な天気が続いています。

雨が降っていなくても、雲は広がり、カラッとは晴れません。

そのため、畑の土はいつまでも湿ったままです。

そんな中ですが、昨日、ようやくネギの定植が終了しました。

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1反2畝すべてネギになりました。

そして、そのネギは白ネギ・・・になるはず。

予定よりも1ヶ月以上遅れてしまいました(そもそも、初めて栽培するのだから、当初の計画自体が無謀だったのか)。

う~ん、この畑は「なかなか水が抜けない&大雨で水が湧く」畑なので、ネギは順調に育つかなぁ。

ネギはジメジメが大っ嫌いなんだよね…。

1回目の土寄せを7月25日ごろにしたいと思っていますが、水はけ問題をうまく解決して7月・8月・9月上旬を乗り切らなければいけません。

もっと定植を早めにできて土寄せができていれば、溝を切っておけたのですがこんなに定植が遅いと・・・。

定植が済んでも悩みは尽きません。というか手間をかけただけに、悩みはどんどん大きくなります。