山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

雨が降ったら大雨(21春ダイコン、21コールラビ)

しばらく天気が続いたと思ったら、今週初めは大雨でした。

この春から雨が降っては大雨と、ダイコンにとっては非常によろしくない。

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ダイコンの収穫もだいぶ進み、佳境といったところ。

出荷できるのはあと3週間くらいかなぁ。

日照りの後の大雨となったので、ダイコンがだいぶ割れています。

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軽微なものは切り取って出荷しますが、深いものは痛みが早いので出荷できません。

・・・だいぶ畑の隅に捨てました。

う~ん、なんでこんなにダイコンにとって災難な天候なんだろう。

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抽苔(ちゅうだい:頭立ちのこと)してしまっている株がだいぶあります。

こちらも、う~ん、なんでだろう。

畑の隅はダイコンのお花畑にもなっています。

抽苔した株はどうやら共通点があるようなので、要因を突き止め、予防に努めたいです。

収穫をしていると立派なお足をお持ちのダイコンさんにも出会います。

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収穫してももちろん出荷できずご迷惑なので、そっと前髪を元に戻して見なかったことにします。

大雨で困るのはコールラビも同じ。

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急に生長して株が割れてしまいそうです。

雨なのに青虫さんは元気に活動中。

青虫がだいぶ目立ってきたので、今日はゼンターリを散布しました。

 

・21春ダイコン(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 3/30    ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/8      ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/19    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/6      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 5/23    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/2      ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー )

 6/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 <農薬使用履歴(通算)>

・21コールラビ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 5/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 5/23  ゼンターリ(含展着剤)   1000倍    散布    ( ー )

 6/2  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 6/17  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

ネギの定植の再開

大雨が降り、畑の準備ができない時期が長く、ネギはずいぶんとほったらかしになっていました。

ネギの苗が苗床で紅葉してしまっていたのは何回か投稿しました。

ようやく、この1週間、だいぶ晴れが続いたので、畑の準備を再開でき(あまりにほっといたから管理機で鋤かねばならなかった)、今日、定植を再開しました。

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雨上がりの重たい土でだいぶ作業はやりづらかったのですが、かわいいネギの不憫に耐えられません。

とはいえ、今日嫁さんとできたのは畑の5分の1ほど・・・

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まだ準備できていないところもあり、まだまだ先は長いのです

・・・一方で、ネギの先は短そうだっっ。

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紅葉は止まらないし、あまり蒸し暑くなってくるとネギさんは移植に耐えられません。

定植とポット上げと私(21花卉)

いろいろなことで忙しくて、花の手入れができていませんでした(・・・木工制作はもっとできていません…)。

昨日から今日にかけて、ひょろひょろになってしまったジニアの苗を嫁さんと畑に定植しました。

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マルチを張って、フラワーネットも張らなければいけないので、準備だけでも結構時間と手間がかかってしまうのです。

とりあえずこれで300株くらいかな。

あまりにポット生活が長かったために、互いに上に上に競争をして、みんなひょろひょろでした。

ひょろひょろといえば、2回目に播種をしたジニアもセルトレイ生活が長かったために、驚くほどひょろひょろです。

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今日、ようやくポットに移住できました。

移住したからといっても伸びすぎてしまった胴長は治らないよね・・・。

手入れをしなければいけないのはジニアに限りません。

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アスターもそろそろ定植時期が近づいています。

そして、後から播種をしたアスターは肥料切れを起こして紅葉しだしていたのでこちらもポット上げをしました。

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・・・う~ん、開花はお盆には間に合わないかな。

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さらには、ケイトウセンニチコウがポットへの移住を希望しています。

どこかの国のワクチンの集団接種とは異なり、応募者殺到のため順番待ちです。

このところの天候で生長はだいぶ違っています(21長ナス)

今日の明け方、ようやく雨が降りましたが、長らく雨が降っていませんでした。

そのため、長ナスはコメリ苗と自家製苗で生長がだいぶ違ってしまいました。

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自家製苗はあんまり生長が感じられないのだよねぇ。

この1週間、ダイコンも少雨のために生長が鈍かったし、雨大好きのナスもじっとこらえていたのでしょう。

一方で、先に畑に定植したコメリ苗は↓

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だいぶ大きくなり、株元からの脇芽も旺盛に発生していたので、整枝しました(したのは嫁さんですが)。

上の写真はそのafterの写真で、だいぶスマートになっています。

早く自家製苗も整枝ができるほど大きくならないかな。

今日の雨でぐんと伸びることを期待しています。

コールラビの出荷

ブログにアップするのが遅くなりましたが、この週末、ようやくコールラビを出荷しました。

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パッケージはこんな↑感じです。

コールラビのちょっとキモかわいい感じを活かしておしゃれ(おじさん評)に仕上げたかったのです。

それと、葉物野菜売り場に置かれてしまうので、とても売り場がグリングリンしています(♪青空には~)。

そしてコールラビは日本ではまだいまいち認知されていません。

そのため、売り場で目立たず、スルーされてしまいやすいので、パッケージで挽回したかったのです。

売れ行きや評判はどうなるでしょうか。

コールラビの栽培は日本でもだいぶ長いのにかかわらず、マイナー野菜に位置付けられています。

コールラビがもっと一般的な野菜になるといいですね。

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21コールラビ(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 5/6  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

 5/23  ゼンターリ(含展着剤)   1000倍    散布    ( ー )

 6/2  ゼンターリ(含展着剤)    1000倍    散布    ( ー )

キノコは出ませんでした

梅雨入りしたはずですが、この2週間は晴ればかり(たまに大雨)で全く梅雨らしくありません。

もしかすると今年の近畿地方の梅雨入り日は訂正されるかもしれませんね。

久しぶりにシイタケの投稿です。

2週間ほど前、20白がひと通り浸水・発生させ終わったので18・19白を浸水させました。

・・・ほっっとんど出ませんでした。特に18白は全くでした。

まだ仮の小さい発生舎なのでとっとと榾置き場に戻ってもらいました。

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う~ん、秋にもう一度浸水させようかなぁ。

・・・ストーブの薪にするなら、どのみち冬まで置いておくことになるからゆっくり考えよう。

18・19白の後は20赤を浸水させて、そのあと少しだけある20緑を浸水させました。

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どちらも自然子は全くありませんでしたが、発生してくれるかな・・・、いいとも!・・・?。

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この時期は「暑すぎて」品種や管理の選定が難しいのですが、私はまだ勉強中ということです。
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できれば、こちら↑の20白を盛夏になる前にもう一度浸水・発生させたい。

費用対効果的にも経営上、望まれます。

ダイコンの質を向上させたい

今日、花の定植の準備のために化学肥料を撒こうとしました。

いつものように、なるべく食味が良くなるように有機化成を・・・、と肥料袋を切りかけたときに気が付いた、花は食べない。

もはや癖で畑には有機化成を撒くものだと動いていましたが、おいしくする必要はないですね。

もちろん、植物には窒素・リン酸・カリ以外にも微量要素が必要です。

でも、うちは栽培毎にそれなりに堆肥を鋤き込んでいるので、花の場合にはそこまでこだわらなくていいかなと思い直しました。

そこで、花の定植予定地には普通の高度化成を撒きました。

たった3畝ほどの土地ですが、それでも肥料代が3000円ほど違います。

危ない危ない、無い袖を振るところであった…。

・・・余談が長くなりました。

日々、ダイコンを収穫していますが、圃場ないの畝位置や品種、栽培中の気候などによって出来が全く異なります。

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今日から本格的に採り始めた畝は結構良い出来です。

本当にうまくできたときには、ダイコンに限らず作物・作ったものは輝いて見えます。

特に棚に並べたときには違いが歴然です。

「よい物」から売れていく直売所では重要なことですし、だからこそより良いものを作らなければいけないというインセンティブが働きます。

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う~ん、同じ圃場内でも水持ち・水回りや土壌の厚さなどが異なります。

もっと勉強して、より質を向上させなければいけません。

高品質・安定出荷は大事なぁ~。

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始めでも触れましたが、次の作物の定植のため、最近は小さい運搬車でせっせと堆肥を撒いてばかりです。