山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

大雨(21春ダイコン、21春ジャガイモ)

昨日から今日の夕方にかけて大雨になりました。

2日間で100㎜くらい降ったでしょうか。

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月曜日に苦土石灰を撒いて耕した下の畑は田んぼに戻っています。

島が現れているのは耕し方を失敗したためで、凸凹になっているからです。

こんなに水が張っていると、このままでも代かきができそうです。

いえいえ、問題はダイコンとジャガイモのことです。

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・・・畝間は水没しています。

ジャガイモは水分が多いと割れが発生したり、腐りやすくなります。

また、特にダイコンは地中の水分が多くて気温・地温が高くなると、品質が極端に低下します。

そうです、ダイコンの内側が黒くなるのです(「黒ずみ」「黒カビ」と呼ばれる。食味に影響はないが、見かけから極端に嫌われる。ホウ素欠乏でも発生しやすい)。

折角、ここまで大きくなったのに…、促成栽培してきたのに…、あと数日で収穫なのに…。

これは駆け出しの農業従事者に天が与えた試練なのか、それともこのご時世に儲けのことばかり考えていたゆえの天罰か。

・・・気温が上がる前になるべく水を抜かなければいけません。

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サワガニさん、ここは畑ですよ。今から工事が始まります。早く川に帰ってください。

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排水口に向かうように畝間に合わせて溝を掘っていきます。

結局、半日くらい雨の中で土木工事をしていました。

ダイコンもジャガイモも人事を尽くして天命を待つのみです。

『第18回 伝統工芸木竹展』の東京展中止のお知らせ

『第18回 伝統工芸木竹展』の5月5日(水)から予定されていた東京展ですが、緊急事態宣言を受けての東京都からの要請のため、実施会場である日本橋三越本店が一部を除いて臨時休業となります。

そのため、残念ながら、この東京展は中止されることとなりました。

なお、5月15日(土)から予定されております神戸展(於:竹中大工道具館)は開催の予定のようですが、今後変更もありうるかもしれません。

ご来場を予定されております方々は、是非、主催者のHP等をご確認ください。

昨年に引き続き、若葉のころに再び災禍が訪れることとなってしまいました。

美術工芸関係だけに限らず、早く、禍いが過ぎ去り、多くの文化事業が再開されることを切に願います。

夏野菜の播種(21トウモロコシ・21エダマメ)

今日は嫁さんと夏野菜の種まきを始めました。

7月下旬ころからトウモロコシとエダマメを収穫したいので、今日は北風が強く寒い中でしたが頭の中は夏の気分で取り組みました。

トウモロコシもエダマメもまだ外気温が低くて発芽・生長が鈍いので、トンネルで育苗します。

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トウモロコシは6×6の連結ポットで、エダマメの写真はありませんが9㎝ポットでの育苗です。

どちらも10日ほどずらして4回ほど蒔いていきます。

夏休み中、切らさず収穫できるといいな。

でも、トウモロコシとエダマメは敵が多いんだよね。

今年は収穫できれば「御の字」で、ノウハウを掴むのが目的といったところ・・・。

ネギの「第三村」(21鍋ネギ・21白ネギ)

ほとんど消滅したかと思っていた21鍋ネギ・21白ネギですが、4月の初旬に芽が出てきました。

しかし、蒔いた種の分量の4分の1ほどで、ネギの「第三村」と名付けました(まだ見てないけど)

そんなネギに雑草が襲い掛かります。

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いえいえ、管理人が怠けていただけです。

ただでさえ3週間ほど生長が遅れているのに、雑草に圧迫されたら晩秋になってもワケギ(万能ねぎ)レベルで終わりそうです。

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草引きをしてとりあえずのところネギの苗床らしくなりました。

3週間遅れを少しでも取り返そうと、5月の中旬くらいまでトンネルを続けることにしました。

思ったようにうまくはいかない育苗(21庄屋大長・21マクワウリ)

庄屋大長(長ナス)の苗を自分でも作ってみようと3月下旬に種まきをして、トンネルで育苗してきました。

しかし、芽が出たのがつい最近で、さらには生長もわずかずつです。

まあ、夏野菜で発芽・生育適温が高く霜には弱いナス科なので、当初からうまくはいかないと思っていました。

写真↓左です。

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ちょっと見えにくいですが、写真右はマクワウリです。

こちらは4月中旬の播種。気温が上がってきたころなので、比較的すぐに発芽しました。

庄屋大長はもう追いつかれてしまいました。

栽培は「育苗半分」といわれますが、勉強することがたくさんです。

21コールラビの移植

今日から緊急事態宣言が出て、家の前の国道もいつもの日曜より交通量が少ないようです。

3月下旬に種まきをしたコールラビはそろそろ根が巻きそうな大きさになりました。

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今日は畑への移植です。

いつものように草が嫌なので、畝にはマルチをしました。

今日の移植は嫁さんに頼みました↓

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先の分かれた移植ゴテ(台所では「フォーク」ともいう)を使って移していきます。

午後から風が強くなってきて、トンネル育ちのコールラビには試練となりました。

21春ダイコンは夏ダイコンへ

朝は軽く霜が降りるほどに冷え込みますが、日中は25℃を超えるような春の終わりの陽気です。

おかげで、毎日、ジャガイモのトンネルの裾を上げたり下ろしたりで鍛えられています。

一方で、昨日・今日とようやく山に入る時間ができて(半日だけだけど)、薪の生産(?)に再び取り掛かり、体を動かしてばかりです。

・・・木工制作どこ行った…

春ダイコンは春品種から初夏の品種へと移り変わり、今日、5回目の播種(種まきのこと)をしました。

始めに種を蒔いた春ダイコンは直径4㎝を超えるくらいになっています。

ゴールデンウィークに間に合うように、今日は液肥も遣りました。

ところで、緊急事態宣言が再び再び出されるとのこと。

今度は施設にも前回よりも強い要請が出される模様です。

このGWに合わせて道の駅に出荷しようと、この3か月間、生産活動にいそしんでいたのに…

ぼくのダイコンとジャガイモとシイタケはどうなるのぉ~。

今日は写真もないよぉ~。