山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

21春ジャガイモ 霜からの回復

先週、どこかの投稿で触れましたが、10日土曜日の霜は強烈でした。

トンネルに触れていた葉や茎がやられてしまいました。

あれから1週間、途中、ささやかな霜(でも嫌だ)はあったもののだいぶ回復してきました。

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ジャガイモたちはトンネルからはじけそうな青春ですが、10日間予報を見ているとまだ霜の心配があるので、なかなかトンネルをとれません。

茎が当たって裾の上げ下げもさらにめんどくさくなっていますが、4月末まで続けなければならなそうです。

21春ダイコン 間引き菜

昨日は大雨になりました。畝の間には水たまりができています。

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あまりダイコン(のマルチ穴)に直接雨があたると、ダイコンが割れるので昨日はずっとトンネルのままでした。

先週から間引きをして「間引き菜」として道の駅に出しています。

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先週のでも間引き菜というよりは「小ダイコン」でしたが、今日はもっと大きくなってしまっていて「ハツカダイコン」の大きさをゆうに超えています。

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肝心の本命ダイコンはだいぶ成長のスピードが良いので、うまくいくとゴールデンウィーク中に道の駅に出荷できそうです。

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先日種まきをした、トンネルなしの畝も芽が出ています。

また、だんだんと虫の害がみられるようになってきたので、今日はゼンターリを散布しようと思っていましたが、雨がしとしと続いていて散布できませんでした。

1日遅れるだけで虫さんたちは確実に影響を与えます。

明日から晴れが続くようなので、明日こそは必ず防除をします。

 

<農薬使用履歴(通算)>

・21春ダイコン(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 3/30    ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/8      ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/19    ゼンターリ     1000倍    散布    ( ー ) 

『日本工芸会近畿支部 木竹工部展』のお知らせ

 大丸京都店で5月26日(水)から『日本工芸会近畿支部 木竹工部展』が開催されます。

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日本工芸会近畿支部 木竹工部展』

 日時:2021年5月26日(水)~6月1日(火) 10:00~20:00(最終日は~17:00)

 場所:大丸京都店 6階 美術画廊

 

近畿支部の木竹工部で隔年開催しているもので、今回は50回を迎えた近畿展を記念して本年の開催となりました。

近畿の木竹工を代表する先生・先輩方の作品も展示されます。

コロナ禍がおさまらずあわただしい世の中ですが、脚をお運びくださり、ご高覧いただけると幸いです。

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私は諸先輩の作品を勉強しつつ、参加させていただきます。

シイタケ出るかなぁ

19・20黄色がほとんど発生しなくてがっかりでした。

4月20日ごろから19・20濃青と19・20白を浸水させていこうかと思っています。

そういえば、自然子がちょぼちょぼ出ていた19・20黒を何もしていませんでした。

榾木の整理のために久しぶりに持ち上げてみると、とっても軽く火を着けたら良く燃えそう・・・。

榾木の中でシイタケ菌さんが子実体を出したくてもカラカラで困っている・・・と勝手に解釈して、それじゃあちょっと浸水させてみるかとこの2・3日水に漬け始めました(24時間)↓

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出るといいな、・・・出る出る出るね。

思えば、周りは花盛り。

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スイセンはそろそろ終わりで、チューリップが咲き始めました。

黄色い菜の花もそこここに咲いていて、春は桜だけではないことを感じています。

『第18回 伝統工芸木竹展』に入選しました(再掲)

『第18回 伝統工芸木竹展』の展示会DMが届いたので、再掲いたします。

 

この度、『第18回 伝統工芸木竹展』に私の「欅拭漆舟形座付重箱」(けやきふきうるしふながたざつきかさねばこ)が入選いたしましたので、ご報告いたします。

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(作品写真は文部科学大臣賞を受賞された川口清三氏の作品です)

 

東京展 ←中止

 日時:2021年5月5日(水・祝)~10日(月) 10:00~19:00(最終日は~19:00)

 場所:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

 

神戸展

 日時:2021年5月15日(土)~6月20日(日) 9:30~16:30(入館は16:00まで)

 場所:竹中大工道具館 1Fホール

     休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)

     入館料/一般700円 シニア(65歳以上)500円 大学生・高校生500円

         中学生以下無料 (常設展観覧料を含む)

植菌終了のお知らせ

昨晩からとても冷えました。

昨日の午後から北風が吹いて曇り、17時ごろには8℃くらいまで下がりました。

それから20時ごろには星が見えるほどに晴れて、パーフェクトな放射冷却

今朝は外の水道が9時過ぎまで凍って出ないほどの氷点下の冷え込みとなりました。

ジャガイモさんが・・・、トンネルの農ビに「ごっつんこ」していた茎や葉がやられました。

一株当たり20%くらいの損傷です。

ちょっとここまでの霜害はどうにもできませんね。

うちはまだトンネル・マルチだったからましな方でしたが、これまでの暖かさで早くに芽が出ていた裸地栽培では相当な被害があったのではないでしょうか。

・・・本題と関係ない話はこれくらいにして、このカテゴリーはキノコの話。

今日、ようやく今年の植菌が終わりました。

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内容は目印の「白=35本、赤=12本、濃青=10本、新登場の茶=8本」(本数はオガ菌の容器の数)です。

全てあわせると榾木800本になるのではないでしょうか。

まあ、シイタケ専業農家さんの5分の1くらいの数ですが、桜が葉桜になるころまでかかってしまいました。

5月の初めまではシートで保温して菌の伸長を助けてやります(ここちょっと日陰なのよね)。

一方で、一昨年・去年の榾木も、この春の浸水操作を本格的に始めようと思っています。

21春ダイコンは2週間毎に

気温が平年並みに戻りつつあり、また霜の恐れがあります。注意一瞬、霜全滅。

ダイコンは最初の種まきからおおよそ2週間ごとに種まきをしてきました。

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手前が2週間前に蒔いたもので、まだ双葉です。

最初に種まきをしたものは7葉くらいまでいきました↓

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シイタケの植菌が忙しくて、間引きができていませんでした。

週末に間引きを始めて、道の駅にも「間引き菜」として出す予定です。

そして、今日の種まきからトンネルはなくなりました↓

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閑話休題で、恥ずかしい話。

私は種もいろいろなものを試そうと、何種類か買っていました。

コ〇リで買った種をよく見ると、某種苗メーカーさんと同じ「品種」ではあ~りませんか。

OEMかな、それともジェネリックかな。

違いを比べるつもりが、同じ種を隣の畝に蒔いて比べていました。

ということで、農業に少し詳しい人なら、私の蒔いたダイコンの品種がわかるでしょう。

明日はダイコンに再びゼンターリを撒きます。こちらはおよそ10日毎に必要な防除作業です。

 

<農薬使用履歴(通算)>

21春ダイコン(圃場前作20米)

 日にち   農薬名      希釈倍率   使用方法  (回数制限) 

 3/30    ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )

 4/8      ゼンターリ        1000倍    散布    ( ー )