山乃井木工房:岩井雄介のいま何作ってましたっけ

京都丹波(京丹波町)の山村で木工をするあるつくり手の備忘録

梅雨入りだそうで

近畿地方が梅雨入りしたとみられる」とのこと、10日ぶりくらいに雨が降りました。

雨の季節となり、そういえば蛍も飛んでいます。

衝立の塗装を少し研ぎます。

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・・・さらさらさら、お茶漬けさらさら・・・

木固め剤にサンドペーパーを当てると、木地の桧(ひのき)のにおいと合わさり、なんだか最近飲んでいる「ソルティ〇ライチ」のにおいがします。

再び、木固め剤を塗ります、肉は盛らないけど↓

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塗装が乾いたら、組み立て・固定。ようやくここまで来ました。

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4つずつしか固定できないので、あと何回も組み立て・固定をしなければいけません。

一方で、拭き漆に回された材料はと言うと・・・

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その前の「居酒屋スツール」の部材と合わせて段ボールがいくつもできています。

この他にも縦材の長いものが20本ほどあるので、やれやれです。

梅雨入りということもあり、温度・湿度ともに上がって、拭き漆であればムロに入れなくても乾くので、今日から拭き漆を始めましょう。

・・・ペタペタペタ、ふきふきふき・・・

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漆部屋の広さの都合もあって、ちょっとずつしか進みません。